第10回きゅーはく女子考古部 〜古代の宴直前!舞台裏に密着!〜

今年度の女子考古部活動も、残りあと2回となりました。

最後の活動は、3月2日(土)!

きゅーはく女子考古部presents「古代の宴へようこそ!」です!

女子考古部 古代の宴

時間:11:00〜15:00

場所:九州国立博物館1階 ミュージアムホール

詳しくはこちらから→

どなたでも参加できるイベントです。

1年間活動してきた部員たちが、考古学の楽しさをご紹介します!

 

今回は、宴の予告編!

準備に奮闘する部員たちに密着しました(^o^)丿

女子考古部 古代の宴

 

さっそく、それぞれのブースをご紹介。

●古代絵画教室

見本を見ながら、プラバンに絵を描いて、キーホルダーを作ります!

見本はすべて古代にちなんだもので、簡単なものから難しいものまで複数ご用意しています。

女子考古部 

イラストを描いて、穴を開けて、ハサミで切って…

女子考古部 古代の宴

オーブンなどで、温めると…

女子考古部 古代の宴

かわいい埴輪チャームの出来上がり!

女子考古部 古代の宴

同じ埴輪の形でも、塗り方によって個性的なキーホルダーが作れます!

女子考古部 古代の宴

腕に自信のある方は、ぜひ見本の中から難しめのものにチャレンジしてみてください!

※受付にて整理券を配布します※

 

●石職人に弟子入り

石から、アクセサリーを作りましょう!

石職人に教わりながら、削ってかたちを作ります。

女子考古部 古代の宴

女子考古部では9月にアクセサリー作りを行いました。

↑根気良く削ってみがくと、ピカピカの綺麗なアクセサリーができます☆

女子考古部 古代の宴

↑いろんな考古学の資料から、面白いかたちを探す石職人たち。

これらをお手本として作るもの楽しそうです!

※受付にて整理券を配布します※

 

●古代人in甕棺(かめかん)

古代の衣装、貫頭衣(かんとうい)を着て、甕棺に入っているような写真が撮れるブースです。

甕棺とは、北部九州で盛んに用いられた土器の棺です。

女子考古部 古代の宴

↑甕の中に遺体を埋葬します。

当館の4階にも甕棺模型が展示されているので、それを参考にしつつ、

女子考古部 古代の宴

甕棺を描く!

女子考古部 古代の宴

鏡や矛(ほこ)など、棺に一緒に入れる副葬品を作る!

小道具にも凝っています。

女子考古部 古代の宴

最年少部員が埋葬中!しっかり目を閉じていて、可愛さ満点♡

もちろん、大人も入れます。

会場で体験しなきゃ、損ですよ〜。

 

●ライフラリー

イベント会場のあちこちに置いてあるクイズに答えながら、スタンプを集めます。

全部まわった人には、オリジナルバッジ(非売品)をプレゼントします!

女子考古部 古代の宴

↑バッジを作成中(^^)何種類かあるので、どれが当たるかはお楽しみ。

参加したい!という方は、まず受付にお越しください。

バッジは多くご用意していますが、数に限りがありますので、お早めに!

 

●活動内容紹介

この1年、いろいろなものを作った部員たち…。

その作品を展示します!

〜削って叩いて作った石包丁〜

〜鹿角、滑石、貝のアクセサリー〜

〜土器・埴輪〜

〜ミニチュア古墳〜

女子考古部 古代の宴

その成果を、ぜひご覧下さい。

活動の様子も、スライドショーとして会場で上映します!

 

会場では、他にも竪穴式住居の中に入れたり考古専門の研究員のお話が聞けたりします。

考古学の楽しさを紹介する冊子、「女子的考古学のススメ」も受付で配布します!

 

内容が盛りだくさんのイベントです。

みなさま、ぜひお越し下さい!

投稿者 | 989edu |
九博のお花見
皆さま、こんにちは、中国からのリ テンテンです。ご無沙汰しております。

いよいよ春の息吹が漂ってきました。春の風物詩といえば、やはりお花見です!

日本では古代からお花見が盛大に行われる風習があります。

お花見は奈良時代の貴族の行事が始まりと言われ、最初は中国から伝わった梅のお花の鑑賞が、平安時代からは桜の鑑賞も盛んになってきました。

長い歴史を持つ花見の中で有名なものの一つは400年前の盛大な「醍醐の花見」でしょう。豊臣秀吉は花見に際して700本の桜を移植、慶長3 (1598) 年3月15日に諸大名や女房ら1300人を招待し、空前絶後の花見の宴を催しました。その5ヶ月後に秀吉は最期を迎えましたが、それは桃山文化を象徴する出来事の一つとして今も語り継がれています。

 

実は九博もお花見と深いご縁があります!

九博は特別展「京都·醍醐寺−真言密教の宇宙−」で、当時の雰囲気を再現する空間を展示室内に作りました。なじみのある「豊臣秀吉像」、豪奢な「醍醐花見短冊」、秀吉愛用の茶椀「金天目及び金天目台」なども勢ぞろいです。

さらに、桜の木一本と瓢箪の形の芝生も再現され、古の時を偲ばせずにはいられないです。天下人秀吉の絢爛華麗な宴をぜひお見逃しなく!

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(左)豊臣秀吉像 江戸時代 18世紀

(右上)重要文化財·醍醐花見短冊 安土桃山時代 1598年

(右下)金天目および金天目台 安土桃山時代 16世紀"

1100年以上の歴史を持つ真言密教の名刹である醍醐寺は、理源大師聖宝が開創以来、一般庶民から時の権力者まで、篤い信仰を集めてきました。ゆえに醍醐寺には数多くの仏像や仏画、経典類が伝わってきました。

国宝·薬師如来及び両脇侍像、平安時代、10世紀
重要文化財·太元明王像(三十六臂)(2.26〜3.24展示)

2016年中国で初めてとなる展覧会が西安と上海で開かれ、好評を博しました!

中国西安の青龍寺は日本密教の源流で、弘法大師空海がそこで修行し、日本へ広めたのです。今回の九博での展覧会では薬師如来及び両脇侍像をはじめ国宝32件、重要文化財49件、選りすぐりの名宝104件を一挙に公開しています。密教美術の頂点といえる名品をぜひご堪能ください。

重要文化財·如意輪観音坐像 平安時代 10世紀

さて、九博のお隣の太宰府天満宮には学問の神さま菅原道真が愛した梅の花6000株、200種類もう咲き誇っています。暖冬の影響で、去年の12月31日には本殿前の御神木「飛梅」も咲き出し、春の訪れを早くも告げてくれました。

今では梅の花は満開で、鮮やかな赤、可愛いピンク、洗練された白、さっぱりした淡い黄色などの花が咲きこぼれています。「見ぬ人に よそへて見つる 梅の花 散りなむ後の なぐさめぞなき」(『新古今和歌集』)と藤原定頼が詠んだとおり、お花の見頃はあっという間ですから、皆さんも早く来てくださいね。

太宰府天満宮の満開の梅の花

ちなみに、九博のアクセストンネルを抜けた調整池の周りには枝垂れ桜の散策道「雲海桜」が整備されています。将来九博が桜の名所になるのをお楽しみに!

去年の散策道の枝垂れ桜の様子で、今年はどうなるでしょうか?ご注目ください!

それでは、ぜひとも九博へお花見にお越しくださいませ。

九博では四季折々の名物と醍醐味のある展覧会で皆様をお待ちしています。

 

投稿者 | 989edu |
【続】第8回きゅーはく女子考古部 〜ドッキドキの土器焼き☆

1月下旬某日。

雪がちらつくほどの厳しい冷え込みに見舞われつつ、

泥窯(どろがま)作りから行なう土器焼き作業を体験してきました!

これは一体何をしているのやら・・・

この記事を最後まで見たら分かりますよ(^o^)/

 

 

12月の活動で作った土器たちはその後、1ヶ月以上乾燥させました。

しっかり乾燥させることで、

加熱時の土器の破裂・破損を防げます。

 

土器作りは 板付遺跡(福岡市) で行ないましたが、

焼き作業は 小郡市埋蔵文化財調査センター にお邪魔しました

こちらでは、泥窯で焼く土器作りを体験講座で行なっています。

 

小郡市の上田さん(画像右端の方)から

土器焼きについてレクチャーを受けます。

泥窯とは、弥生時代から古墳時代にかけて、

弥生土器土師器(はじき)などを焼くために

使用したと考えられる野焼き用の窯のことです。

発掘調査では詳しいことが分かっていないため、

全国の人が色々な実験を行なっています。

 

小郡市で作る泥窯は『雲南(うんなん)方式』と呼ばれ、

中国・雲南省の技術に工夫を加えたものです。

 

まずは泥窯を雨や風から守るテントの準備!

 

みんなで立てるとあっという間ですね☆

 

次に、必要な材料

‥ァ弊崚據 ⊃ O っ ヌ攤爛船奪

を準備します。

 

‥ァ弊崚據

敷地内にある赤土の小山をほぐして一輪車で運びます。

この赤土は何度も再利用しているものだそう。

植物の根っこや過去の土器焼き作業で使った藁が混じっているので、

それをなるべく取り除くようにします。

数回運んで、おけを満タンに!

ここに水を入れて

みんなでまぜまぜ〜(^^)/

なかなかの力仕事です!

混ざったら、また水を入れて

さらにまぜまぜ〜(^^)/(^^)/

いい感じの柔らかさになったら、完了!

手にねっちょりとはり付くような柔らかさになりました!

粘りがあるほうが失敗が少ないそうです。

敷地内にある薪の保管場所から集めます。
断面が正方形に近い薪が使いやすいそう。
このくらい集めました!
っ梱ヌ攤爛船奪はご用意していただきました。
それでは、作業に取り掛かりましょう(^^)/
はじめに、窯を作る地面の雑草や石を取り除き、平らにならします。
次に、火付きを良くするために木材チップを
厚さ2cmほどになるように敷きます。
この上に、土器・埴輪を乗せるための薪を並べます。
なるべく高さにバラつきがないようにするのがポイントです!
さらに火付きをよくするため、薪の上に炭を散らします。
ここまできたら、土器を積んでいきます!
たくさんある土器を、中央が高くなるように
上に積み上げていきます。
割れないように、崩れないように慎重に・・・。
土器も埴輪も、仲良く乗りました!
ここから窯作りです!!
積み上げた土器の周りに薪を立てかけます。
さらに稲藁をかけます。
このとき、稲穂が上にくるようにします。
中が見えなくなりました!
藁の上から、泥を塗りつけていきます。
最初に、窯の一番下にぐるっと粘土をつけます。
厚さは人差し指の第一関節が隠れるくらい(^^)b
ぐるっとつけたあとは、泥のかたまりを
下から上に伸ばしてなでつけます。
上のほうまで泥が付いてきました。
途中、稲穂が寝癖のようになってしまいましたが、
てっぺんまでしっかり泥で押さえつけました。
つけ終わったら、上田さんによる泥の厚みチェック(^_-)-☆
厚さにバラつきがあると熱が均一に行き渡らない可能性があるため、
このタイミングで調整します。
分厚いところから薄いところに泥をうつし、全体を整えました。
次に、空気の通り道になる穴をあけます。
まず下に2箇所。
8合目あたりに4箇所。
最後はてっぺんに。
これで泥窯が完成しました!!
あとは火をつければOK(^^)v
ここはやはり、火おこしで着火に挑みます!
だが、しかし・・・
降雪&強風&気温の低さが相まってか、
なかなか火がつきません・・・。
顧問・副顧問も歯が立たず、
最後の頼みは、上田さん!
おおっ 火種ができました!
これを麻をほぐしたもふもふの中に入れて、
七輪に入れてうちわで風を送れば・・・
ファイヤー!!!
この炎を一番下の穴から入れて、藁に着火!!
うちわで風を送り、炎を行き渡らせます。
この時のポイントは、炎をあまり強く燃え上がらせないこと
藁がすぐ燃え尽きて窯の中が高温になり、
急激な温度変化によって土器が割れてしまうからです。
せっかく作った土器や埴輪たちが壊れないように、
じわじわと燃やします(^^)b
開けた穴から煙が出ています。
中の藁や木が燃えている証拠!
この状態で、一晩燃やし続けます。
無事に焼けるのでしょうか!?
+++ 翌朝 +++
さて、一晩燃やした泥窯の様子は・・・
こんな感じ!ででん!!
藁、薪、泥と中から燃え尽きて窯が崩れています!
さわってみると、まだ窯はじんわりと熱を持っていて温かいです。
果たして、中の土器・埴輪たちの安否やいかに!
 
崩れた窯の破片を取り除いていきます。
どれどれ・・・
綺麗な土器が見えてきましたね!
一つずつ拾い上げます。
結果は、ほとんどの土器・埴輪が無事でした!
やった〜\(^o^)/\(^o^)/
全て拾い終え、泥は再利用するため、なるべく藁や木を取り除いてから
元の赤土のところに戻しました。
これにて、土器焼き完了です(^^♪
寒い中、みなさんお疲れ様でした!
上田さんをはじめ、小郡市埋蔵文化財調査センターの皆様にも
大変お世話になりました。ありがとうございました!!
これでまた、古代の技術を身につけましたね
次回の更新もお楽しみに(^^)/~~~
投稿者 | 989edu |
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