【続】第8回きゅーはく女子考古部 〜ドッキドキの土器焼き☆

1月下旬某日。

雪がちらつくほどの厳しい冷え込みに見舞われつつ、

泥窯(どろがま)作りから行なう土器焼き作業を体験してきました!

これは一体何をしているのやら・・・

この記事を最後まで見たら分かりますよ(^o^)/

 

 

12月の活動で作った土器たちはその後、1ヶ月以上乾燥させました。

しっかり乾燥させることで、

加熱時の土器の破裂・破損を防げます。

 

土器作りは 板付遺跡(福岡市) で行ないましたが、

焼き作業は 小郡市埋蔵文化財調査センター にお邪魔しました

こちらでは、泥窯で焼く土器作りを体験講座で行なっています。

 

小郡市の上田さん(画像右端の方)から

土器焼きについてレクチャーを受けます。

泥窯とは、弥生時代から古墳時代にかけて、

弥生土器土師器(はじき)などを焼くために

使用したと考えられる野焼き用の窯のことです。

発掘調査では詳しいことが分かっていないため、

全国の人が色々な実験を行なっています。

 

小郡市で作る泥窯は『雲南(うんなん)方式』と呼ばれ、

中国・雲南省の技術に工夫を加えたものです。

 

まずは泥窯を雨や風から守るテントの準備!

 

みんなで立てるとあっという間ですね☆

 

次に、必要な材料

‥ァ弊崚據 ⊃ O っ ヌ攤爛船奪

を準備します。

 

‥ァ弊崚據

敷地内にある赤土の小山をほぐして一輪車で運びます。

この赤土は何度も再利用しているものだそう。

植物の根っこや過去の土器焼き作業で使った藁が混じっているので、

それをなるべく取り除くようにします。

数回運んで、おけを満タンに!

ここに水を入れて

みんなでまぜまぜ〜(^^)/

なかなかの力仕事です!

混ざったら、また水を入れて

さらにまぜまぜ〜(^^)/(^^)/

いい感じの柔らかさになったら、完了!

手にねっちょりとはり付くような柔らかさになりました!

粘りがあるほうが失敗が少ないそうです。

敷地内にある薪の保管場所から集めます。
断面が正方形に近い薪が使いやすいそう。
このくらい集めました!
っ梱ヌ攤爛船奪はご用意していただきました。
それでは、作業に取り掛かりましょう(^^)/
はじめに、窯を作る地面の雑草や石を取り除き、平らにならします。
次に、火付きを良くするために木材チップを
厚さ2cmほどになるように敷きます。
この上に、土器・埴輪を乗せるための薪を並べます。
なるべく高さにバラつきがないようにするのがポイントです!
さらに火付きをよくするため、薪の上に炭を散らします。
ここまできたら、土器を積んでいきます!
たくさんある土器を、中央が高くなるように
上に積み上げていきます。
割れないように、崩れないように慎重に・・・。
土器も埴輪も、仲良く乗りました!
ここから窯作りです!!
積み上げた土器の周りに薪を立てかけます。
さらに稲藁をかけます。
このとき、稲穂が上にくるようにします。
中が見えなくなりました!
藁の上から、泥を塗りつけていきます。
最初に、窯の一番下にぐるっと粘土をつけます。
厚さは人差し指の第一関節が隠れるくらい(^^)b
ぐるっとつけたあとは、泥のかたまりを
下から上に伸ばしてなでつけます。
上のほうまで泥が付いてきました。
途中、稲穂が寝癖のようになってしまいましたが、
てっぺんまでしっかり泥で押さえつけました。
つけ終わったら、上田さんによる泥の厚みチェック(^_-)-☆
厚さにバラつきがあると熱が均一に行き渡らない可能性があるため、
このタイミングで調整します。
分厚いところから薄いところに泥をうつし、全体を整えました。
次に、空気の通り道になる穴をあけます。
まず下に2箇所。
8合目あたりに4箇所。
最後はてっぺんに。
これで泥窯が完成しました!!
あとは火をつければOK(^^)v
ここはやはり、火おこしで着火に挑みます!
だが、しかし・・・
降雪&強風&気温の低さが相まってか、
なかなか火がつきません・・・。
顧問・副顧問も歯が立たず、
最後の頼みは、上田さん!
おおっ 火種ができました!
これを麻をほぐしたもふもふの中に入れて、
七輪に入れてうちわで風を送れば・・・
ファイヤー!!!
この炎を一番下の穴から入れて、藁に着火!!
うちわで風を送り、炎を行き渡らせます。
この時のポイントは、炎をあまり強く燃え上がらせないこと
藁がすぐ燃え尽きて窯の中が高温になり、
急激な温度変化によって土器が割れてしまうからです。
せっかく作った土器や埴輪たちが壊れないように、
じわじわと燃やします(^^)b
開けた穴から煙が出ています。
中の藁や木が燃えている証拠!
この状態で、一晩燃やし続けます。
無事に焼けるのでしょうか!?
+++ 翌朝 +++
さて、一晩燃やした泥窯の様子は・・・
こんな感じ!ででん!!
藁、薪、泥と中から燃え尽きて窯が崩れています!
さわってみると、まだ窯はじんわりと熱を持っていて温かいです。
果たして、中の土器・埴輪たちの安否やいかに!
 
崩れた窯の破片を取り除いていきます。
どれどれ・・・
綺麗な土器が見えてきましたね!
一つずつ拾い上げます。
結果は、ほとんどの土器・埴輪が無事でした!
やった〜\(^o^)/\(^o^)/
全て拾い終え、泥は再利用するため、なるべく藁や木を取り除いてから
元の赤土のところに戻しました。
これにて、土器焼き完了です(^^♪
寒い中、みなさんお疲れ様でした!
上田さんをはじめ、小郡市埋蔵文化財調査センターの皆様にも
大変お世話になりました。ありがとうございました!!
これでまた、古代の技術を身につけましたね
次回の更新もお楽しみに(^^)/~~~
投稿者 | 989edu |
第9回きゅーはく女子考古部〜オリジナル!ミニチュア古墳作り〜

2019年最初の活動は、

ジオラマやドールハウスが好きな方、必見!

オリジナルのミニチュア古墳作りです。

女子考古部 古墳作り

 

古墳とは、3世紀半〜7世紀半に盛んに造られた、土を高く盛り上げたお墓のことです。

そんな古墳を、作ってみたい♡という部員の想いから始まった今回の企画。

その内容を、ご紹介します☺

 

・・・・・・作り始める前に、古墳について知るべし!・・・・・・

 

作るときにポイントとなるのは、

仝妬の形∪仄

です。

女子考古部 古墳作り

顧問と1月班の部員さんに、古墳について熱く語っていただきました。

 

仝妬の形

古墳の形には、たくさん種類があります。

女子考古部 古墳作り

上から見ると鍵穴状の、前方後円墳。円形の円墳。四角形の方墳…などなど。

自分のお気に入りの形を見つけると、古墳を見る楽しさも倍増ですね!

 

∪仄

石室とは、古墳の内部にある石で造られた埋葬施設のことです。

ご遺体が安置されている場所ですね。

 

石室の構造を大まかに分けると、竪穴式横穴式二種類があります。

 

◎竪穴式石室…盛土の頂上部分から穴を掘り、石を積み上げていきます。

棺を入れた後で、天井部分を石でふさぎ、更に土を盛って、古墳が完成します。

jyosi

◎横穴式石室…先に石室の石を積み始め、土も同時に盛っていきます。

ですので、造り方は横穴式のほうが複雑。

古墳の横面に入口があるので、開閉しやすく、複数人埋葬できるのが特徴です。

女子考古部

石室を造る時に重要なのは、全体の高さを揃えながら、石を積むこと!女子考古部 古墳作り

せっかくオリジナル古墳を作るなら、石室にもこだわりたいですね!

 

・・・・・・材料・・・・・・

今回使用した材料は…

●小麦粘土や工作用粘土(軽いほうが使いやすい)

●園芸用の砂利や石(リアルな古墳を作れます)

●プラスチックケース(古墳の断面が見えるように作れます。保存にも便利)

以上です!

 

簡単に手に入るもので、作れるんです(^^)

↓プラスチックケースに粘土を敷き詰め、古墳に合わせて砂利や石を置く

女子考古部 古墳作り

お好みで、ビーズなどを使っても可愛いです。

 

・・・・・・制作開始!・・・・・・

皆さん、思い思いの古墳を作り始めました。

女子考古部 古墳作り

石室の石は…

女子考古部 古墳作り

↑リアルな石に見えるように、こだわっても良いし、

女子考古部 古墳作り

↑思いっきり自分好みの色にしても良い!

女子考古部 古墳作り

↑穴を掘る。

実際に地面に穴を掘って、横穴式石室を作る築造方法があります。

資料を見ながら、本格的に進めています!

女子考古部 古墳作り

↑前方後円墳の形を、ケースいっぱいに作る人も。

古墳の中には、石室と石の棺もしっかり作っています。

女子考古部 古墳作り

↑棺の中にガイコツが…!そして、粘土とは思えない土と石のリアルさにも注目。

 

女子考古部 古墳作り

制作中は、部員さんの集中力に圧倒されました。

 

時間が、あっという間に過ぎて…

・・・・・・完成!・・・・・・

出来上がった古墳を、みんなの前で発表!

女子考古部 古墳作り

個性的な古墳が続々登場し、とても盛り上がりました。

 

女子考古部 古墳作り

前方後円墳のまわりに、3体の埴輪。上は月夜です。ロマンチックな古墳ですね☽

小学生部員恐るべし!

女子考古部 古墳作り

キラキラした石室に、自分を埋葬☆古墳の上は楽園で、青空と太陽が見れます。

女子考古部 古墳作り

鮮やかな装飾古墳!

福岡県桂川町にある、王塚古墳をイメージされたとか。

細部まで、とても凝っています!

女子考古部 古墳作り

顧問一押しの逸品。

石の積み方が美しい横穴式石室。12月に訪れた、みやこ町の甲塚古墳を参考にしたそうです。

http://kyuhaku.jugem.jp/?day=20190128

 

どの古墳も、見ているだけでワクワクするような力作ばかりでした!

ですが実は、

制作途中で石室の天井が崩れたり、思う通りの大きさにならなかったりした部員さんもいました。

古墳を造る技術の高さを知ることできた活動でしたね。

これから古墳を見る目も、変わるのではないでしょうか?^_^

 

さて、次回は昨年12月に行った土器・埴輪作りの続編です!

 

お楽しみに♪

投稿者 | 989edu |
きゅーはく女子考古部番外編 〜行橋市・みやこ町の遺跡を見学!

2018年12月下旬、女子考古部1期生〜4期生の有志で

福岡県行橋市とみやこ町にある古墳・山城に行ってきました!

今回はバスツアーです(^o^)/

今回のツアーでめぐるエリアは、実は顧問の地元!

ということで、顧問が史跡の解説兼バスガイドです

 

現在の行橋市・みやこ町があるエリアは

京都(みやこ)平野という広い大地に恵まれ、

古墳時代には大規模な古墳が数多く作られました。

 

これは当時の中央政権が

この地域を北部九州の統治の拠点として重視したことで、

有力な首長がたくさん現れたためだと考えられています。

 

また、瀬戸内海航路と豊前道が交わるところでもあったことから、

唐や新羅などの外敵から国土を守るため、

古代山城も築かれました。

 

行橋市・みやこ町は国土防衛や政治の拠点として

重要な役割を果たしていたんですね〜!

これは期待大!!

早速行ってみましょう(^J^)

 

この日は天候に恵まれ、

12月下旬とは思えないほどのぽかぽか日和でした☀

 

一つ目は橘塚(たちばなづか)古墳です。

こちらはみやこ町の古墳なので、

みやこ町役場の木村さんにご案内いただきました。

この古墳は、なんと小学校の敷地内にあります。

柵で区切られていますが、誰でも入れます。

柵の扉をあけて入ってみると・・・

大きな石が積まれた古墳のお出ましです!!

 

橘塚古墳は7世紀初頭に作られた

方墳(墳丘の形が四角形の古墳)です。

国史跡に指定されています。

墳丘は一辺約40m、高さ約7mの大きさ。

注目は、積まれている石材の大きさです!!

奥壁は大人の身長よりも大きい。

上に積んだ石も大きい!

玄室(死者を埋葬するところ)の天井には

一つの石をドン!と上から置いていて、

その大きさが部屋の広さくらい巨大なものなのです。

作るのにたくさんの人手と時間がかかりそうですね!

 

石室内も広く、玄室には大人が30人程度は入れます。

今は古墳の周辺を柵で囲んで小学校とエリアを区切っていますが、

かつて小学校のグラウンドにあった時は体育倉庫として、

また戦時中は防空壕として使われていたそうです(゜o゜)びっくり!

 

◇◆◇◆◇

 

古墳の形にも流行り廃れがあるらしく、

前方後円墳が作られなくなってきた6世紀中ごろ以降、

巨大な石を使った円墳や方墳が作られるようになりました。

 

前方後円墳は墳丘の大きさで権力の大きさを示していましたが、

この頃に作られた円墳や方墳は

使用された石材の大きさも権力の象徴でした。

このような古墳を巨石墳といいます。

 

橘塚古墳は北部九州を代表する巨石墳ですが、

次に見学した綾塚古墳も、同じくらいの規模の巨石墳です。

こちらも国指定史跡!

中央あたりにこんもりした小山が見えますよね?

これが綾塚古墳で、径41mある

巨大な円墳(墳丘の形が丸い古墳)です。

7世紀前半に作られました。

当時の官道からもよく見える立地です。

江戸時代から信仰の対象とされていたため、

外に鳥居が、中の前室には祭壇が設けられています。

通常、柵の向こう側にある玄室には

鍵がかかっていて入れませんが、

今回は特別に開けていただきました!!

橘塚古墳と同じく、奥壁にどどん!と大きな石が使われています。

この古墳の特色は、家形石棺が置かれていること!

灯ろうの奥にある細長いものが石棺です。

このように、古墳の玄室に置かれているのは

九州では珍しいそうです。

・・・おや?この石棺、

真ん中が割れている!!

しかも、

縦にも!!!

(後ろから見たところです。分かるでしょうか?)

 

これは、江戸時代に細川忠興の家臣達がほうび目当てに

この石棺を4つに割って持ち帰ろうとしたためだといわれています。

その結果、家臣達には数々の災厄が降りかかったとかなんとか・・・。

あなおそろしや\(~o~)/

この逸話はちゃんと記録が残っているそうですよ!

ちゃんとお参りして帰りました

ここで木村さんとお別れ・・・

ありがとうございました〜(ToT)/~~~

 

続いて、7世紀後半に作られたと考えられている山城跡、

御所ヶ谷神籠石(ごしょがたにこうごいし)です!

少しだけ登山しました♪

山道には木の板が敷かれています。

整備工事中のようです!

 

神籠石とは、山中に列石や土塁、石垣で城壁を築いた

古代山城の遺跡のことです。

現在、北部九州から瀬戸内海沿いの地域にかけて

16ヵ所が確認されています。

御所ヶ谷神籠石は、行橋市とみやこ町の境にある

ホトギ山(御所ヶ岳)に築かれた、国指定史跡です。

7世紀後半に作られたと考えられています。

敵軍の侵入や攻撃に備え、朝鮮半島から伝わった版築という工法を用いて、

高さ3〜5mの土塁(城壁)を山中に2kmにもわたってめぐらせました。

 

7ヶ所ある城門のうち、中門には排水口を設けた石積みが残っています。

高さはなんと7mにも及ぶそうです。

人がこんなに小さく見えますね!圧巻です。

近づいて見てみると、

石がパズルのように加工され、

かっちりとはまっているのが分かります!

緻密な作業ですね〜!

 

お昼はこの石積みの上で(^_^)v

地面の傾斜にふんばりつつ、ピクニック気分を味わいました♪

 

さてさてラストは

甲塚(かぶとづか)方墳

6世紀末に作られた3段の方墳です。

葺石(ふきいし:盛り土の流出を防ぐ石)を

ほぼ全面に敷き詰めています。

方墳なので、段のところは四角形の角になるように

しっかりと石が組まれています。

入り口は開いていて、いつでも見学可能です。

中はどうなっているかというと・・・

こちらも立派な石室です!

入り口から、墓道・前室・玄室があります。

このうち、墓道・前室は復元されたものです。

玄室は高さ4.6mもあります。

やはりこの地域は石材が大きめですね!

ですが、こちらの石室は石がドーム状に積まれています。

そのため、橘塚や綾塚に比べて天井石が小さいのが特徴です。

下から天井を仰ぎ見た画像です。分かるでしょうか?

前室から玄室を見た写真。

地面の砂利も、復元されたものだそう。

ここに埋葬された人物は、どれほどの有力者だったのでしょう・・・。

 

石室を見学したあと、みんなで入り口の前でハイチーズ(^_^)v☆

このあと、近くにある八景山に登ってヘトヘトになってから

みやこ町歴史民俗博物館にお邪魔しました。

イケメン鬼瓦、発見!

以上でツアー終了です。

 

とても立派な遺跡がたくさんあるエリアだということを

身にしみて感じた参加者一同なのでした。

歴史のまち・みやこ町!行橋!

ぜひ訪ねてみてください〜\(^o^)/

投稿者 | 989edu |
第8回きゅーはく女子考古部〜ドキドキ☆はじめての土器・はにわ作り〜

年内最後のきゅーはく女子考古部は・・・

土器・はにわ作りです!

日本の中でも最も早くから

水田稲作が行われたと考えられている遺跡の一つ、

板付遺跡におじゃまさせていただきました!

板付遺跡からは弥生土器がたくさん出土しているんです〜!

板付遺跡には、弥生時代の暮らしを体験できる

板付遺跡弥生館という体験展示施設があります。

こちらでは、複製の農具や楽器、貫頭衣を使った

さまざまな体験ができるのです(^o^)/

 

午前中はまず、弥生館にて板付遺跡の概要を教えていただきました*

↑広大な水田を作っていた板付周辺を再現した模型。

全国的な傾向として、今の田んぼよりも区画が小さかったそう。

板付遺跡では集落と合わせて墓地があったことも分かっていて、

土器だけでなく甕棺も見つかっています。

 

次に、水田、竪穴住居などを復元した集落を見学*

 現在、板付遺跡では出土した植物の種や実を当時の人々が

どんな風に栽培していたかを検証する実験を行っています。

(きゅーはく女子考古部もお手伝いさせていただいています!

詳しくはこちら☞ http://kyuhaku.jugem.jp/?day=20180517 )

 

その過程で実ったのが、こちら!

ちびっこ部員たちが総出で探索していました(^^)

あっという間にたくさん見つけちゃいましたね✿

 

弥生館に戻り、体験コーナーを満喫!

石包丁を使った穂摘み、脱穀、土笛、火おこしなど、

弥生時代の暮らしを体験できるラインナップです〜◎

 

ひとしきり楽しんだ後は、土器班のみなさんが

土器と埴輪の種類や作り方などについて、

調べたことを説明してくださいました!

早く作りたくなってしまいますね\(^o^)/

 

お昼をはさんで・・・

 

いよいよ土器作り開始!

 

今回は、朝倉市の土器作り名人・隈部さんに

作り方をレクチャーしていただきました。

使うのは、

竹べら・竹ひご:形を整えたり、穴をあけたりする

スポンジ:水を含ませて表面を滑らかにする

木の板:粘土を乗せて作業する

テグス:粘土を板から外す

貝殻:表面に模様をつける

など!

 

まずは名人によるデモンストレーションです。

‥擺錣猟譴良分となる土台を作ります。

粘土でひもを作って土台のまわりにまきつけます。

ひもが一周しなければ付け足します。

 

ひもと土台の境目をなじませます。

△鉢を繰り返します。

 

ここまでをあっという間に仕上げてしまう名人。

お、これはさくさく作れるかも・・・

と思いきや。なかなか思い通りの形にならないのです・・・!

 

ある程度かたちができたら、

へらで穴をあけたり

模様をつけたり

これは・・・?

なんと馬の足でした!

 

土器も埴輪も、力作がたくさんできましたよ\(^o^)/

少しだけご紹介♪

 

あっという間の2時間でした。

これらを1ヶ月程度乾燥させて、野焼きにします!

その様子はまた後日〜(^^)/~~~

投稿者 | 989edu |
第7回きゅーはく女子考古部〜もりだくさん!古墳ツアー&発掘・測量体験!〜

早いもので、今年ももう12月ですね。

女子考古部の活動も後半です。

11月の活動は、古墳ツアーと発掘・測量体験!

女子考古部

穏やかな陽気の中、4期生初のバスツアーでした☆

 

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午前中は、古墳を二つ見学!

道中のバスの中で、顧問の古墳講座を開講し、

古墳について基本的なことから、マニアックなことまで

教えていただきました。

 

ひとつめの古墳は、福岡県筑紫野市にある五郎山古墳です。

6世紀後半に作られた、丸い形をした円墳で、装飾古墳です!

装飾古墳とは、石室の壁面に絵具や線刻で装飾文様をほどこした古墳のこと。

全国的にみて、九州に多いのも特徴です。

昨年度の女子考古部では、福岡県のうきは市で装飾古墳を見ましたね(^^)

うきは市古墳ツアー→http://kyuhaku.jugem.jp/?day=20170801

 

隣接する五郎山古墳館で、とてもわかりやすい解説映像を見せていただきました。

女子考古部 五郎山古墳

五郎山古墳の装飾壁画には、馬や人、動物などが描かれていることがわかりました。

続いて、実物大に再現された石室の中へ!

女子考古部 五郎山古墳

真っ暗の中、懐中電灯を持って進んでいくと、石室の一番奥に装飾壁画を見ることができます。

女子考古部 五郎山古墳

大人は立つことができません!

石の積み方も再現されており、その絶妙さに圧倒されます。

 

古墳館にて五郎山古墳を知ったあとは、いよいよ実際の古墳に向かいます。

坂道、もしくは階段を登ると見えてきます。

女子考古部 五郎山古墳

石室は5日前までに予約すれば、見せていただけます!

(撮影禁止なので写真はありません)

壁画を窓越しに見ることができるんです。

女子考古部 五郎山古墳

部員によって見え方に差がありましたが、千年以上前の壁画だと思うと感慨深いですね(^^)

女子考古部 花立山

二つめの古墳は、今回お邪魔させていただく発掘現場近く、小郡市にある花立山穴観音古墳です。

花立山公園から、イノシシに注意しながら歩くこと数分。

女子考古部

前方後円墳に着きました!

上から見ると鍵穴のような形です。

この古墳も、石室に線刻の装飾がほどこされています。

女子考古部

顧問自身が新たな線刻を発見した、ご自慢の場所だったのですが…

古墳の中は、野生の生き物がたくさん!

中に居るのは、少しの時間が限界でした!

 

周辺は、あれも古墳?これも石室跡?状態です。

女子考古部

↑石室の入り口だけ残っていたり…。

この花立山、実は古墳だらけなのだそうです!

古墳は山によく作られるもので、平野にポツンとあったこの山に集中したのだとか。

女子考古部

さらに、この山は須恵器を焼く為の木材を提供していて、5世紀あたりは丸裸の山だったそう。

古墳のかたちがはっきり見える、古墳作りには絶好の場所だったのですね!

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お昼を食べて、いよいよ発掘です!

訪れたのは、小郡市にある現在発掘調査中の干潟遺跡です。

管理されている小郡市教育委員会の方に、この遺跡について説明していただきました。

女子考古部

干潟遺跡は、7〜8世紀、一部9世紀にかけての大規模集落であることが、判明しているそうです!

これまでに、住居や廃棄土坑(割れた土器の破片などが捨てられていた穴)、

溝(水路と推定されるが、土器片も見つかっている)などが見つかっています。

女子考古部

続いて、発掘班の発表!

女子考古部

福岡県にある遺跡について、発掘用語集、発掘の流れ、

遺物の整理の仕方、なぜ遺跡は地下に埋まっているのか、平板測量とは、

 

以上6つの視点から発掘についての基礎を伝えてくれました(^^♪

 

では、さっそくやってみましょう!!

女子考古部

今回、女子考古部がさせていただいたのは、遺構検出という作業(建物跡等を探す作業)です。

作業の中で、重要なのは土の色を見分けるということ。

古代の住居跡や柱跡の穴は、土に埋もれた状態で見つかります。

その土はもともとの地面と成分が違うため、色が違います。

女子考古部

↑もともとの地面は茶色。溝(遺構)に埋まった土は黒っぽい。

土の色を見ながら住居跡の形を探ります!

全員一列になってスタート!

女子考古部

↑ここから、後ろに下がりながら地面の表面を削っていきます。

専用のスコップで、ガリガリガリガリ…

女子考古部

現場に燃える顧問、副顧問らの指導を受けながら、

丁寧に素早く!ガリガリガリガリ…

女子考古部

茶色と黒色、2色の境目があることがわかってきました。

女子考古部

この遺跡は、特に土の色がわかりやすいらしいです。

女子考古部

赤茶色の土器の破片も出てきました!

見つけた破片は、動かさないのが基本。

小さい破片は、現場の方に確認していただいてから、掘り出してまとめておきます。

女子考古部

地面に茶色と黒色の境目が、はっきりしてくるにつれて、

その境目の形が、古代の住居の形なんだ!とわかり熱が入ります。

女子考古部

ついに黒曜石の矢じりを発見!

※矢じり自体は縄文時代のもの。住居跡は古墳〜奈良にかけてのもの?

女子考古部

女子考古部

住居跡の検出が終了!

重なるようにして正方形が並んでいますね。

時期の異なる二つの住居が、ここに存在していたことがわかります。

ちょうど、立っている方の足元あたり、

焼けた粘土片がたくさん見つかった場所は、炉跡だと考えられます。

女子考古部

↑住居跡の周囲には、丸い穴の跡も。これは柱の跡でしょうか?

自分たちで掘り起こした遺跡に、満足そうな部員さんたち。

女子考古部

では、測量もやりましょう!

 

発掘調査の現場では、記録の為に測量も行います。

測量には、様々な方法がありますが、今回は平板測量を行いました。

女子考古部

基準点から遺跡のポイントとなる箇所までの距離を測り、縮尺定規を使って、点を描いていきます。

女子考古部

点をつなげると、遺跡の形になります。

女子考古部

レベルは高さを測るときに使う道具です。

全国各地には、標高を示した基準点があり、

その基準点を参考に、遺跡の穴はどれくらい深いのか、どれくらい盛り上がっているのかを

測っていきます。

女子考古部こどもチームが測った住居跡の測量図がこちらです!

女子考古部

貴重な発掘体験を通じて、

考古学に関わる大変さ、面白さをより感じた一日でしたね。

次回は、土器、埴輪作りです!

お楽しみに☆

ご協力いただいた五郎山古墳館の皆さま、小郡市職員の皆さま、ありがとうございました!

投稿者 | 989edu |
第6回きゅーはく女子考古部〜遺跡で自作古代食ランチ〜

秋晴れが気持ちいい10月下旬のとある日・・・

今回の活動の舞台は、福岡県朝倉市平塚にある

平塚川添(ひらつかかわぞえ)遺跡公園です!

こちらは弥生時代後期〜古墳時代初期(紀元2〜3世紀)の大規模な集落遺跡で、

最盛期には数百人が生活していたと考えられています。

筑後川支流の小石原川中下流の低地にあり、

多重の環濠(かんごう=お堀のこと)に囲まれているのが特徴です。

集落には竪穴住居高床式倉庫祭殿集会所などの

建造物が復元されているだけでなく、

出土した花粉や樹木の葉、木の実などを基に、

当時の自然環境も再現されています。

緑豊かな集落の様子がとても素敵ですね*

当時もこんな様子だったのでしょうか。

古代食を作るのにバッチリなロケーションです!

 

早速、朝倉市教育委員会の中島さんに遺跡についてお話を伺います。

発掘のときに見つかるのは建造物の柱のです。

なので、実際にどんな構造のものが建っていたのかは分かりません。

そのため、現在復元している建物は資料や調査結果をもとにしつつ、

「こんな建物だった可能性もあるのでは?」

と、構造に少し工夫をしているのだそう!

生活の痕跡から、当時の暮らしを想像してるんですね〜(^^)

また、平塚川添遺跡は川の中下流にあるため水気の多い土地です。

集落を囲う環濠は地盤の水気を抜く役割もあるんだとか。

ただ、土地の水分のおかげで、状態のいい木製品が多く出土しています。

農耕具や建物の建材、机などの家財道具、

はたまた高床倉庫などに備え付けられるねずみ返しまで!

 

平塚川添遺跡について詳しくなったところで、

古代食クッキング スタート

 

〜〜〜〜きょうのこんだて〜〜〜〜

 

仝殿緤篤り雑炊(山)

古代米入り雑炊(海)

C肉のグリル

い匹鵑阿蠅んとん

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

さてさて、どんな料理になるのでしょうか・・・(^^)ゴクリ

 

今回は、お鍋代わりに弥生土器(レプリカ)を使っての調理に挑戦!

まずは、住居の中と外に石を組んで炉を作ります。

土器が倒れないように安定感をもたせつつ、

薪を入れるスペースを確保。

さまざまな形・大きさの石を積むのはなかなか難しい・・・。

焼肉の網用の炉も作りました!

そして料理に必要なのは・・・火!

!!

 

というわけで、火おこしやってみましょう!

 

まずはお手本に、中島さんのデモンストレーションです。

遺跡にある火おこし道具を使います。

教科書などでよく見るアレです(^^b

上下に手を動かして、木の棒を回転させ、

摩擦で火種を作ったら

煙の出ている火種を

もふもふのゆりかご(麻ひもをほぐしたもの)にうつして

手に持って振る!!

すると・・・

煙が!!!

この中で炎を大きくして、炉にうつします。

 

部員さんもチャレンジ!

手を上下に動かします。

動かすスピードが上がります!

ゆりかごでキャッチしてふりふり!

火がついています!!

炉の薪に着火!!!!!!!!!

火力が強めです!!

別の住居でも火がつきました。

これで炉の準備はOK!(^^)!

火がつかないと調理ができないので一安心。

 

続いて、食材の下ごしらえです。

雑炊の具やグリル用のお肉を切り分けます。

この立派なお肉は猪肉!

大きなかたまり!!!!

こちらは、害獣を駆除している猟師さんから分けていただきました。

早速焼いてみます。

香ばしい香り・・・(*^_^*)

素材の味を生かしまくります!!

 

土器で作るのは、古代雑炊

出土した弥生時代の土器には、

お米がこびりついていることがあるのですが、

そのお米は粒がどろっとした状態だそう。

そのため、当時は雑炊にして食べていたのではないかと考えられるのです。

 

土器に白米と古代米(黒米)、水、昆布をいれて火にかけます。

古代雑炊(山)には猪肉としいたけを、

古代雑炊(海)にはぶつ切りにした鯛とアサリを入れました。

山の幸と海の幸のどちらも味わえる贅沢なラインナップ!

水を足したり、塩で味を調えながら1時間ほどぐつぐつ火を通せば・・・

完成!!!

黒米の割合は少なめですが、白米が紫色に染まっていますね☆

具材のうまみがぎゅっと詰まっておいしい〜\(^o^)/

葉っぱや土器に食事を盛り付けてみました!

ぐっと雰囲気が出ましたね!

とても素敵な食卓です♪

 

デザートは、どんぐりきんとんです。

どんぐりの中でも、街路樹にもあるマテバシイ

あく抜きをしなくても食べられます。

みんなで硬い殻と渋い薄皮を剥いて、

土器でわかしたたっぷりのお湯でゆでます。

やわらかくなったら、つぶす!つぶす!

お湯で溶かしたはちみつをいれてさらに混ぜ、

きんとんのようにラップを使って丸く成形すれば、

完成!!!

そぼくな甘みと、どんぐりのほくほく感がありました*

 

メニューが出揃ったところで、みんなでいただきま〜す!

11時から作り始めて食べ始めたのは14時半。

時間もかかったし、慣れない作業も多くて大変でしたが、

やっぱりみんなで作って食べるご飯は最高!

 

弥生時代の人たちも、こんな風に力を合わせて

ご飯を作って一家だんらんしていたのかなあと思った1日でした。

 

次回も九博を飛び出します!

乞うご期待\(^o^)/★☆

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿者 | 989edu |
第5回きゅーはく女子考古部〜古代アクセサリーを作ろう!〜

第5回きゅーはく女子考古部は、4期生部員企画第1弾!

自然の素材を使った

古代アクセサリー作りです

今回使う素材は

鹿角貝殻(ベンケイ貝)滑石(かっせき)の3種類。

実際に、これらに模様を刻んだり、削って形を整えたりして

加工したものが各地で見つかっています。

 

まずは顧問による古代アクセサリー講座です✍

素材の特徴やアクセサリーの背景について教えてもらいました。

鹿角貝殻は、肉や身を食べた後の副産物として、

釣具などの日用品やアクセサリーの部品に加工して使われていたそうです。

 

鹿角の中央には髄が通っていて、横に輪切りにすると中央に黒いつぶつぶがあり、

縦にスライスすると真ん中で線状に黒い髄が現れます。

出土したアクセサリーを細かく観察することで、

素材がどの方向からカットされて使われたのかということも分かるんです!

貝殻の中央を割って作られたブレスレットが貝輪です。

特に、南の島にしか生息していない貝で作った貝輪は

富の象徴だったそう。

 

滑石勾玉の素材として有名ですよね。

鹿角や貝殻よりも加工がしやすくて◎。

同じ滑石でも意外といろんな色があるんです!

 

次にアクセサリー班のお二人が、調べたことや実際に作ってみた感想をレポート!

3つの素材の特徴を資料にまとめて、素材選びの参考にしてもらいました♪

お二人は鹿角を笛にしたり、

滑石の勾玉にマニキュアを塗ってツヤツヤにしたり・・・

女子考古部ならではのアイデアですね(^^★

 

また、班長が鹿角の獣くささを取り除くためにお湯で煮てみたところ・・・

ダシが出ている!?ということで

鹿角スープを作って持ってきてくださいました\(◎o◎)/!!

味付けは塩のみで、素材そのものの風味が引き立ちます。

早速みんなで試飲〜♪

大人の味だったようで、好みが分かれるようでした(^^)v笑

 

さあ、どんなアクセサリーが出来上がるのでしょうか??

まずは素材選びから〜

迷っちゃいますね!

 

一番人気は加工のしやすい滑石

砥石ややすりなどで削ったり磨いたりして、形を整えていきます。

定番の勾玉はもちろん、

しずく型

お花型(和菓子みたい!)

などなど、思い思いの形にアレンジされたものも

 

鹿角は金属製の棒やすりなどを使い、中央のを取り除いてから

表皮を好きなように削ります。

孔をあけるのには電動ドリルを使いましたが・・・

悪戦苦闘!!

30分以上かけて、ようやく貫通しました。

電動工具や金属でも歯が立たないのに、

昔の人はいったいどうやって加工していたのか・・・

 

貝殻では貝輪作りに挑戦!

鹿の角で中央を割ってみています。

貝殻はものすごく硬いので、穴を大きく広げるのが大変!

部員さんいわく、割れやすいところとそうでないところがあるそうです。

割れたところをやすりで整えて、完成!

 

また、貝を使った装飾品のひとつに貝符というものがあります。

貝殻の中央部分を加工したおふだ状のもので、片面にレリーフが施されており、

孔があいているものはつなげていたと考えられています。

こんな感じです↓

※鹿児島県歴史資料センター黎明間所蔵資料を参考に描きました。

 

こちらも果敢に制作に挑んだ部員さんが・・・!

すごい!これだけ形を作るのにもすごく時間がかかりますが、

貝符に近づいていますね!

苦労しながらも、「家で続きをします!(*^_^*)!」と

目をキラキラさせていました★★

 

そんなこんなであっという間に時間が過ぎ・・・

お披露目会です

紐で工夫したり、素材を組み合わせてみたり、

個性が光ってますね!!

今後はぜひ貫頭衣とコーディネートした姿も見てみたいです♪

 

それにしても、こんなに硬い素材を

見事に加工した古代の人たちって本当にすごいですよね。

いろいろな知恵や工夫があったんだろうな〜と改めて感心したのでした。

 

さて、次回はどんな活動になるのでしょうか!

お楽しみに(^o^)/

投稿者 | 989edu |
第4回きゅーはく女子考古部〜My貫頭衣作り〜

第4回の女子考古部活動は…

女子考古部 貫頭衣

女子考古部のユニフォーム、貫頭衣(かんとうい)作りです!

貫頭衣とは布に穴をあけて、そこに頭を通して着る古代の衣服のことです。

はたして、どんなオリジナル貫頭衣ができるのでしょうか?(^_^)

 

まずは、今井副顧問に『考古的文様講座』をしていただきました♪

縄文時代の火焔型土器、弥生時代の銅鐸、古墳時代の装飾古墳の壁画や銅鏡、飛鳥時代の軒丸瓦などなど…

古代の様々なものに用いられている文様を、教えていただきました。

女子考古部 貫頭衣

↑銅鐸に見られる文様を描いて説明する今井副顧問。

描いているのは、

わらび手文(わらびてもん。わらびみたいにグルグルしている文様)qp qp qp

鋸歯文(きょしもん。ノコギリの歯みたいにギザギザしている文様)VVVVV

女子考古部 貫頭衣

↑小澤副顧問も、参戦。銅鐸に描かれている人や動物をご紹介。

九州国立博物館文化交流展示室で行われている特集展示「国宝 銅鐸絵画」見ることができます。

9月2日(日)までです!

 

皆さん、どんな貫頭衣にするかデザインは決まったでしょうか?

女子考古部 貫頭衣

布を切ったら、さっそく制作スタート★

女子考古部 貫頭衣

小学生部員は、家でデザイン画を描いてきてくれました!準備万端ですね!

 

・・・・・・・・・・・・・・・

数時間後

・・・・・・・・・・・・・・・

女子考古部 貫頭衣

黙々と作る部員たち。

女子考古部 貫頭衣

自作の勾玉をとりつける!可愛いです。

女子考古部 貫頭衣

こちらは勾玉を描いてネックレスいらず!(^o^)

女子考古部 貫頭衣

ハニワを描くのは、女子考古部員ならではですね。

女子考古部 貫頭衣

お菓子の箱の厚紙を利用して、おしゃれな模様を描いています!

女子考古部 貫頭衣

女子考古部 貫頭衣衣

みなさんそれぞれ工夫されています!

・・・・・・・・・・・・・・

さらに数時間後

・・・・・・・・・・・・・・

女子考古部 貫頭衣

腰ひもの色を選んで…

女子考古部 貫頭衣

編みこんで…

女子考古部 貫頭衣

完成しました!

世界にひとつだけのオリジナル貫頭衣です☆彡

次回活動から、これがユニフォームになります。

 

9月からは、いよいよ部員さんの自主企画が始まります〜!

お楽しみに★

投稿者 | 989edu |
第3回きゅーはく女子考古部〜石包丁を作ってみよう!〜

女子考古部4期生の第3回の活動は

弥生時代の米作りには欠かせない石包丁づくり!

石包丁とは、稲から熟した稲穂を摘み取るときに使う磨製石器です。

水田稲作の方法が伝わったばかりの弥生時代では

さまざまな品種の稲が一緒くたに育てられていたため、

稲によって収穫時期が異なるということが起こりました。

そこで、熟した穂だけを選んで摘み取れるように石包丁を使ったのです。

 

まずは、文化交流展示室に展示されている石包丁を見てイメージを高めます。

ちなみに、展示室では「石包丁」ではなく、

より用途に沿った「石製穂摘具」という名前で展示されています。

弥生時代が専門の小澤副顧問に当時の暮らしについて話を聞き、

具体的に作り方を教わってから、レッツ制作!

 

 材料・道具 】

*************************

(輝緑凝灰岩=きりょくぎょうかいがん)

∧卻が尖ったかなづち  ブロック板 

研磨剤  砥石  

軍手  ゴーグル

*************************

 

活動に先立ち、材料である石を調達しました。

福岡県にある立岩遺跡では、加工がしやすい輝緑凝灰岩

たくさん入手できる環境だったことから、

石包丁の製作が行われていたのではないかと考えられています。

そこで!

立岩遺跡の近くの河原に今もその石があるとのことで、

拾いに行っちゃいました(^^♪

 

↑採集してきた石をうすく割ったもの。

これが今回の材料です。

 

まずは、この石の中から好きな大きさの石を選びます。

石を選ぶときのポイントは、思い描く完成形の大きさのものよりも、

少し大きめのものを選ぶこと!

作る過程で石を叩いたり研いだりするうちに、

小さくなってしまうからです。

選んだら、かなづちの平らな方で端を叩いて厚みや形をかまぼこ型に整えつつ、

紐を通すための穴をかなづちの尖った方を打ち付けて、少しずつあけていきます。

石包丁作りにはひたすら根気がいるということを、

ここで身をもって実感することになるのです…。

と、いいつつも、

穴が貫通するまではすごく時間がかかるので、ある程度頑張ったら

文明の利器(電動ドリル)も使用OK!(笑)

ただ、力の入れ具合や打ち所が悪くて割れてしまうことも…

とほほ(;O;)

それでもみなさん順調に貫通!

穴があくと、嬉しいですね\(^o^)/♪

 

続いては、石の厚みを5〜7mm程度になるまで

ブロック板+研磨剤+水で削ります!

↑中央の黒い砂のようなものが研磨剤。

本来は砂などを使ったと考えられています。

今回は市販の「金剛砂」を使いました。

↑目にも止まらぬ速さ!!!

子どもたちのエネルギーおそるべし。

最後に、目の細かい小さめの砥石で磨いて刃を作ります。

また、砥石で全体を磨くと光沢が出ます。

あけた穴に指を通すための紐をくくったら、完成!

早速、稲穂を摘んでみましょう!

思わずたくさん摘んでしまいましたね♪

マイ石包丁、機会があればぜひ使ってください!

 

夏休みの自由研究にもピッタリですよ(^^)v

 

生活の必需品とはいえ、弥生時代の人って

とっても根気があったんだなあと

感心せずにはいられない1日でした(^o^)/

 

 

 

 

 

 

投稿者 | 989edu |
第2回きゅーはく女子考古部〜恒例!太宰府史跡ツアー!〜

先月から活動が始まった女子考古部4期。

第2回目は、博物館周辺の史跡を巡る毎年恒例の…

女子考古部 太宰府

大宰府ツアーです!

女子考古部 太宰府ツアー

気合の入った顧問作のしおりを手に出発!

 

まずは、博物館4階入口の「大宰府のおもかげ」コーナーで、古都大宰府について説明。

女子考古部 太宰府ツアー

古代、大宰府政庁の周りには、水城(みずき)、大野城(おおのじょう)、基肄城(きいじょう)

という山城や防塁がありました。

今回の女子考古部のツアーは、博物館から水城までのコース

散策をするときは、

「今自分たちが、どのあたりを歩いているのかを意識することが大切!考古学の基本です!」by顧問

だそうです(^_^)

 

女子考古部 太宰府ツアー

ゆっくり川沿いから住宅街を巡り、

女子考古部 太宰府ツアー

地元の人にも親しまれているお地蔵さまにも挨拶をして…、

女子考古部 太宰府ツアー

観世音寺に到着です。

地面にたくさんある、平らな石は、「礎石(そせき)」と呼ばれる建造物の柱の基礎となる部分。

礎石から、どのくらいの規模の建物があったかがわかるんですね。

ここには、たくさんのお坊さんが寝泊りした建物(僧房)があったと考えられています。

女子考古部 太宰府ツアー

観世音寺には、かつて五重塔があったといわれ、その心柱の大きい礎石も残っています!

 

つづいて、学校院跡へ。

女子考古部 太宰府ツアー

今はのんびりとしたのどかな風景…。ここは役人や僧侶を養成する施設の跡だと考えられています。

大宰府展示館で、小休憩をとりつつ展示を見せていただいた後…

女子考古部 太宰府ツアー

いよいよ、大宰府政庁跡へ。

女子考古部 太宰府ツアー

この広さに圧倒されますね!(゜o゜)

奥に見える山は大野城跡がある四王寺山です。

政庁の正殿の礎石は、さすがに立派!

女子考古部 太宰府ツアー

 

お次は、発掘調査中の蔵司(くらつかさ)に向かいます

女子考古部 太宰府ツアー

九州歴史資料館が、発掘調査を行っているので通常は立ち入り禁止です×××

なぜ、特別に見学できたかというと…、顧問が以前その調査担当だったから!なのです!

女子考古部 太宰府ツアー

古代大宰府の財源を司った役所の跡と考えられているそう。

女子考古部 太宰府ツアー

顧問が以前発掘調査中に古代の甲冑の欠片見つけた場所です。ドヤ!(^o^)丿

 

ゴールの水城まではあと少し!

女子考古部 太宰府ツアー

筑前国分寺跡は、奈良時代に聖武天皇の命により建てられたお寺跡です。

女子考古部 太宰府ツアー

近くには、国分尼寺跡もあります。

 

5キロちょっと歩いて、ついに水城跡東門につきました!

女子考古部 太宰府ツアー

大宰府の入り口、そして日本初の防衛施設ともいわれる場所です。

巨大な門の礎石は、江戸時代には鬼の硯石とも言われたとか。

女子考古部 太宰府ツアー

歴史ある太宰府を、楽しんでいただけたでしょうか(^.^)

 

今回のコースは、きゅーはく女子考古部顧問のおすすめコースとして

「西都太宰府」のHPに詳しく紹介しています!

他にもいろいろな史跡があるので、ぜひ散策してみてくださいね。

 

そして、待望の「きゅーはく女子考古部HP」ができました!!

今までの活動記録をまとめた冊子も読めますよ♪

次回の活動報告もお楽しみに★

投稿者 | 989edu |
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