第7回きゅーはく女子考古部〜もりだくさん!古墳ツアー&発掘・測量体験!〜

早いもので、今年ももう12月ですね。

女子考古部の活動も後半です。

11月の活動は、古墳ツアーと発掘・測量体験!

女子考古部

穏やかな陽気の中、4期生初のバスツアーでした☆

 

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午前中は、古墳を二つ見学!

道中のバスの中で、顧問の古墳講座を開講し、

古墳について基本的なことから、マニアックなことまで

教えていただきました。

 

ひとつめの古墳は、福岡県筑紫野市にある五郎山古墳です。

6世紀後半に作られた、丸い形をした円墳で、装飾古墳です!

装飾古墳とは、石室の壁面に絵具や線刻で装飾文様をほどこした古墳のこと。

全国的にみて、九州に多いのも特徴です。

昨年度の女子考古部では、福岡県のうきは市で装飾古墳を見ましたね(^^)

うきは市古墳ツアー→http://kyuhaku.jugem.jp/?day=20170801

 

隣接する五郎山古墳館で、とてもわかりやすい解説映像を見せていただきました。

女子考古部 五郎山古墳

五郎山古墳の装飾壁画には、馬や人、動物などが描かれていることがわかりました。

続いて、実物大に再現された石室の中へ!

女子考古部 五郎山古墳

真っ暗の中、懐中電灯を持って進んでいくと、石室の一番奥に装飾壁画を見ることができます。

女子考古部 五郎山古墳

大人は立つことができません!

石の積み方も再現されており、その絶妙さに圧倒されます。

 

古墳館にて五郎山古墳を知ったあとは、いよいよ実際の古墳に向かいます。

坂道、もしくは階段を登ると見えてきます。

女子考古部 五郎山古墳

石室は5日前までに予約すれば、見せていただけます!

(撮影禁止なので写真はありません)

壁画を窓越しに見ることができるんです。

女子考古部 五郎山古墳

部員によって見え方に差がありましたが、千年以上前の壁画だと思うと感慨深いですね(^^)

女子考古部 花立山

二つめの古墳は、今回お邪魔させていただく発掘現場近く、小郡市にある花立山観音穴古墳です。

花立山公園から、イノシシに注意しながら歩くこと数分。

女子考古部

前方後円墳に着きました!

上から見ると鍵穴のような形です。

この古墳も、石室に線刻の装飾がほどこされています。

女子考古部

顧問自身が新たな線刻を発見した、ご自慢の場所だったのですが…

古墳の中は、野生の生き物がたくさん!

中に居るのは、少しの時間が限界でした!

 

周辺は、あれも古墳?これも石室跡?状態です。

女子考古部

↑石室の入り口だけ残っていたり…。

この花立山、実は古墳だらけなのだそうです!

古墳は山によく作られるもので、平野にポツンとあったこの山に集中したのだとか。

女子考古部

さらに、この山は須恵器を焼く為の木材を提供していて、5世紀あたりは丸裸の山だったそう。

古墳のかたちがはっきり見える、古墳作りには絶好の場所だったのですね!

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お昼を食べて、いよいよ発掘です!

訪れたのは、小郡市にある現在発掘調査中の干潟遺跡です。

管理されている小郡市教育委員会の方に、この遺跡について説明していただきました。

女子考古部

干潟遺跡は、7〜8世紀、一部9世紀にかけての大規模集落であることが、判明しているそうです!

これまでに、住居や廃棄土坑(割れた土器の破片などが捨てられていた穴)、

溝(水路と推定されるが、土器片も見つかっている)などが見つかっています。

女子考古部

続いて、発掘班の発表!

女子考古部

福岡県にある遺跡について、発掘用語集、発掘の流れ、

遺物の整理の仕方、なぜ遺跡は地下に埋まっているのか、平板測量とは、

 

以上6つの視点から発掘についての基礎を伝えてくれました(^^♪

 

では、さっそくやってみましょう!!

女子考古部

今回、女子考古部がさせていただいたのは、遺構検出という作業(建物跡等を探す作業)です。

作業の中で、重要なのは土の色を見分けるということ。

古代の住居跡や柱跡の穴は、土に埋もれた状態で見つかります。

その土はもともとの地面と成分が違うため、色が違います。

女子考古部

↑もともとの地面は茶色。溝(遺構)に埋まった土は黒っぽい。

土の色を見ながら住居跡の形を探ります!

全員一列になってスタート!

女子考古部

↑ここから、後ろに下がりながら地面の表面を削っていきます。

専用のスコップで、ガリガリガリガリ…

女子考古部

現場に燃える顧問、副顧問らの指導を受けながら、

丁寧に素早く!ガリガリガリガリ…

女子考古部

茶色と黒色、2色の境目があることがわかってきました。

女子考古部

この遺跡は、特に土の色がわかりやすいらしいです。

女子考古部

赤茶色の土器の破片も出てきました!

見つけた破片は、動かさないのが基本。

小さい破片は、現場の方に確認していただいてから、掘り出してまとめておきます。

女子考古部

地面に茶色と黒色の境目が、はっきりしてくるにつれて、

その境目の形が、古代の住居の形なんだ!とわかり熱が入ります。

女子考古部

ついに黒曜石の矢じりを発見!

※矢じり自体は縄文時代のもの。住居跡は古墳〜奈良にかけてのもの?

女子考古部

女子考古部

住居跡の検出が終了!

重なるようにして正方形が並んでいますね。

時期の異なる二つの住居が、ここに存在していたことがわかります。

ちょうど、立っている方の足元あたり、

焼けた粘土片がたくさん見つかった場所は、炉跡だと考えられます。

女子考古部

↑住居跡の周囲には、丸い穴の跡も。これは柱の跡でしょうか?

自分たちで掘り起こした遺跡に、満足そうな部員さんたち。

女子考古部

では、測量もやりましょう!

 

発掘調査の現場では、記録の為に測量も行います。

測量には、様々な方法がありますが、今回は平板測量を行いました。

女子考古部

基準点から遺跡のポイントとなる箇所までの距離を測り、縮尺定規を使って、点を描いていきます。

女子考古部

点をつなげると、遺跡の形になります。

女子考古部

レベルは高さを測るときに使う道具です。

全国各地には、標高を示した基準点があり、

その基準点を参考に、遺跡の穴はどれくらい深いのか、どれくらい盛り上がっているのかを

測っていきます。

女子考古部こどもチームが測った住居跡の測量図がこちらです!

女子考古部

貴重な発掘体験を通じて、

考古学に関わる大変さ、面白さをより感じた一日でしたね。

次回は、土器、埴輪作りです!

お楽しみに☆

ご協力いただいた五郎山古墳館の皆さま、小郡市職員の皆さま、ありがとうございました!

投稿者 | 989edu |
第6回きゅーはく女子考古部〜遺跡で自作古代食ランチ〜

秋晴れが気持ちいい10月下旬のとある日・・・

今回の活動の舞台は、福岡県朝倉市平塚にある

平塚川添(ひらつかかわぞえ)遺跡公園です!

こちらは弥生時代後期〜古墳時代初期(紀元2〜3世紀)の大規模な集落遺跡で、

最盛期には数百人が生活していたと考えられています。

筑後川支流の小石原川中下流の低地にあり、

多重の環濠(かんごう=お堀のこと)に囲まれているのが特徴です。

集落には竪穴住居高床式倉庫祭殿集会所などの

建造物が復元されているだけでなく、

出土した花粉や樹木の葉、木の実などを基に、

当時の自然環境も再現されています。

緑豊かな集落の様子がとても素敵ですね*

当時もこんな様子だったのでしょうか。

古代食を作るのにバッチリなロケーションです!

 

早速、朝倉市教育委員会の中島さんに遺跡についてお話を伺います。

発掘のときに見つかるのは建造物の柱のです。

なので、実際にどんな構造のものが建っていたのかは分かりません。

そのため、現在復元している建物は資料や調査結果をもとにしつつ、

「こんな建物だった可能性もあるのでは?」

と、構造に少し工夫をしているのだそう!

生活の痕跡から、当時の暮らしを想像してるんですね〜(^^)

また、平塚川添遺跡は川の中下流にあるため水気の多い土地です。

集落を囲う環濠は地盤の水気を抜く役割もあるんだとか。

ただ、土地の水分のおかげで、状態のいい木製品が多く出土しています。

農耕具や建物の建材、机などの家財道具、

はたまた高床倉庫などに備え付けられるねずみ返しまで!

 

平塚川添遺跡について詳しくなったところで、

古代食クッキング スタート

 

〜〜〜〜きょうのこんだて〜〜〜〜

 

仝殿緤篤り雑炊(山)

古代米入り雑炊(海)

C肉のグリル

い匹鵑阿蠅んとん

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

さてさて、どんな料理になるのでしょうか・・・(^^)ゴクリ

 

今回は、お鍋代わりに弥生土器(レプリカ)を使っての調理に挑戦!

まずは、住居の中と外に石を組んで炉を作ります。

土器が倒れないように安定感をもたせつつ、

薪を入れるスペースを確保。

さまざまな形・大きさの石を積むのはなかなか難しい・・・。

焼肉の網用の炉も作りました!

そして料理に必要なのは・・・火!

!!

 

というわけで、火おこしやってみましょう!

 

まずはお手本に、中島さんのデモンストレーションです。

遺跡にある火おこし道具を使います。

教科書などでよく見るアレです(^^b

上下に手を動かして、木の棒を回転させ、

摩擦で火種を作ったら

煙の出ている火種を

もふもふのゆりかご(麻ひもをほぐしたもの)にうつして

手に持って振る!!

すると・・・

煙が!!!

この中で炎を大きくして、炉にうつします。

 

部員さんもチャレンジ!

手を上下に動かします。

動かすスピードが上がります!

ゆりかごでキャッチしてふりふり!

火がついています!!

炉の薪に着火!!!!!!!!!

火力が強めです!!

別の住居でも火がつきました。

これで炉の準備はOK!(^^)!

火がつかないと調理ができないので一安心。

 

続いて、食材の下ごしらえです。

雑炊の具やグリル用のお肉を切り分けます。

この立派なお肉は猪肉!

大きなかたまり!!!!

こちらは、害獣を駆除している猟師さんから分けていただきました。

早速焼いてみます。

香ばしい香り・・・(*^_^*)

素材の味を生かしまくります!!

 

土器で作るのは、古代雑炊

出土した弥生時代の土器には、

お米がこびりついていることがあるのですが、

そのお米は粒がどろっとした状態だそう。

そのため、当時は雑炊にして食べていたのではないかと考えられるのです。

 

土器に白米と古代米(黒米)、水、昆布をいれて火にかけます。

古代雑炊(山)には猪肉としいたけを、

古代雑炊(海)にはぶつ切りにした鯛とアサリを入れました。

山の幸と海の幸のどちらも味わえる贅沢なラインナップ!

水を足したり、塩で味を調えながら1時間ほどぐつぐつ火を通せば・・・

完成!!!

黒米の割合は少なめですが、白米が紫色に染まっていますね☆

具材のうまみがぎゅっと詰まっておいしい〜\(^o^)/

葉っぱや土器に食事を盛り付けてみました!

ぐっと雰囲気が出ましたね!

とても素敵な食卓です♪

 

デザートは、どんぐりきんとんです。

どんぐりの中でも、街路樹にもあるマテバシイ

あく抜きをしなくても食べられます。

みんなで硬い殻と渋い薄皮を剥いて、

土器でわかしたたっぷりのお湯でゆでます。

やわらかくなったら、つぶす!つぶす!

お湯で溶かしたはちみつをいれてさらに混ぜ、

きんとんのようにラップを使って丸く成形すれば、

完成!!!

そぼくな甘みと、どんぐりのほくほく感がありました*

 

メニューが出揃ったところで、みんなでいただきま〜す!

11時から作り始めて食べ始めたのは14時半。

時間もかかったし、慣れない作業も多くて大変でしたが、

やっぱりみんなで作って食べるご飯は最高!

 

弥生時代の人たちも、こんな風に力を合わせて

ご飯を作って一家だんらんしていたのかなあと思った1日でした。

 

次回も九博を飛び出します!

乞うご期待\(^o^)/★☆

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿者 | 989edu |
第5回きゅーはく女子考古部〜古代アクセサリーを作ろう!〜

第5回きゅーはく女子考古部は、4期生部員企画第1弾!

自然の素材を使った

古代アクセサリー作りです

今回使う素材は

鹿角貝殻(ベンケイ貝)滑石(かっせき)の3種類。

実際に、これらに模様を刻んだり、削って形を整えたりして

加工したものが各地で見つかっています。

 

まずは顧問による古代アクセサリー講座です✍

素材の特徴やアクセサリーの背景について教えてもらいました。

鹿角貝殻は、肉や身を食べた後の副産物として、

釣具などの日用品やアクセサリーの部品に加工して使われていたそうです。

 

鹿角の中央には髄が通っていて、横に輪切りにすると中央に黒いつぶつぶがあり、

縦にスライスすると真ん中で線状に黒い髄が現れます。

出土したアクセサリーを細かく観察することで、

素材がどの方向からカットされて使われたのかということも分かるんです!

貝殻の中央を割って作られたブレスレットが貝輪です。

特に、南の島にしか生息していない貝で作った貝輪は

富の象徴だったそう。

 

滑石勾玉の素材として有名ですよね。

鹿角や貝殻よりも加工がしやすくて◎。

同じ滑石でも意外といろんな色があるんです!

 

次にアクセサリー班のお二人が、調べたことや実際に作ってみた感想をレポート!

3つの素材の特徴を資料にまとめて、素材選びの参考にしてもらいました♪

お二人は鹿角を笛にしたり、

滑石の勾玉にマニキュアを塗ってツヤツヤにしたり・・・

女子考古部ならではのアイデアですね(^^★

 

また、班長が鹿角の獣くささを取り除くためにお湯で煮てみたところ・・・

ダシが出ている!?ということで

鹿角スープを作って持ってきてくださいました\(◎o◎)/!!

味付けは塩のみで、素材そのものの風味が引き立ちます。

早速みんなで試飲〜♪

大人の味だったようで、好みが分かれるようでした(^^)v笑

 

さあ、どんなアクセサリーが出来上がるのでしょうか??

まずは素材選びから〜

迷っちゃいますね!

 

一番人気は加工のしやすい滑石

砥石ややすりなどで削ったり磨いたりして、形を整えていきます。

定番の勾玉はもちろん、

しずく型

お花型(和菓子みたい!)

などなど、思い思いの形にアレンジされたものも

 

鹿角は金属製の棒やすりなどを使い、中央のを取り除いてから

表皮を好きなように削ります。

孔をあけるのには電動ドリルを使いましたが・・・

悪戦苦闘!!

30分以上かけて、ようやく貫通しました。

電動工具や金属でも歯が立たないのに、

昔の人はいったいどうやって加工していたのか・・・

 

貝殻では貝輪作りに挑戦!

鹿の角で中央を割ってみています。

貝殻はものすごく硬いので、穴を大きく広げるのが大変!

部員さんいわく、割れやすいところとそうでないところがあるそうです。

割れたところをやすりで整えて、完成!

 

また、貝を使った装飾品のひとつに貝符というものがあります。

貝殻の中央部分を加工したおふだ状のもので、片面にレリーフが施されており、

孔があいているものはつなげていたと考えられています。

こんな感じです↓

※鹿児島県歴史資料センター黎明間所蔵資料を参考に描きました。

 

こちらも果敢に制作に挑んだ部員さんが・・・!

すごい!これだけ形を作るのにもすごく時間がかかりますが、

貝符に近づいていますね!

苦労しながらも、「家で続きをします!(*^_^*)!」と

目をキラキラさせていました★★

 

そんなこんなであっという間に時間が過ぎ・・・

お披露目会です

紐で工夫したり、素材を組み合わせてみたり、

個性が光ってますね!!

今後はぜひ貫頭衣とコーディネートした姿も見てみたいです♪

 

それにしても、こんなに硬い素材を

見事に加工した古代の人たちって本当にすごいですよね。

いろいろな知恵や工夫があったんだろうな〜と改めて感心したのでした。

 

さて、次回はどんな活動になるのでしょうか!

お楽しみに(^o^)/

投稿者 | 989edu |
第4回きゅーはく女子考古部〜My貫頭衣作り〜

第4回の女子考古部活動は…

女子考古部 貫頭衣

女子考古部のユニフォーム、貫頭衣(かんとうい)作りです!

貫頭衣とは布に穴をあけて、そこに頭を通して着る古代の衣服のことです。

はたして、どんなオリジナル貫頭衣ができるのでしょうか?(^_^)

 

まずは、今井副顧問に『考古的文様講座』をしていただきました♪

縄文時代の火焔型土器、弥生時代の銅鐸、古墳時代の装飾古墳の壁画や銅鏡、飛鳥時代の軒丸瓦などなど…

古代の様々なものに用いられている文様を、教えていただきました。

女子考古部 貫頭衣

↑銅鐸に見られる文様を描いて説明する今井副顧問。

描いているのは、

わらび手文(わらびてもん。わらびみたいにグルグルしている文様)qp qp qp

鋸歯文(きょしもん。ノコギリの歯みたいにギザギザしている文様)VVVVV

女子考古部 貫頭衣

↑小澤副顧問も、参戦。銅鐸に描かれている人や動物をご紹介。

九州国立博物館文化交流展示室で行われている特集展示「国宝 銅鐸絵画」見ることができます。

9月2日(日)までです!

 

皆さん、どんな貫頭衣にするかデザインは決まったでしょうか?

女子考古部 貫頭衣

布を切ったら、さっそく制作スタート★

女子考古部 貫頭衣

小学生部員は、家でデザイン画を描いてきてくれました!準備万端ですね!

 

・・・・・・・・・・・・・・・

数時間後

・・・・・・・・・・・・・・・

女子考古部 貫頭衣

黙々と作る部員たち。

女子考古部 貫頭衣

自作の勾玉をとりつける!可愛いです。

女子考古部 貫頭衣

こちらは勾玉を描いてネックレスいらず!(^o^)

女子考古部 貫頭衣

ハニワを描くのは、女子考古部員ならではですね。

女子考古部 貫頭衣

お菓子の箱の厚紙を利用して、おしゃれな模様を描いています!

女子考古部 貫頭衣

女子考古部 貫頭衣衣

みなさんそれぞれ工夫されています!

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さらに数時間後

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女子考古部 貫頭衣

腰ひもの色を選んで…

女子考古部 貫頭衣

編みこんで…

女子考古部 貫頭衣

完成しました!

世界にひとつだけのオリジナル貫頭衣です☆彡

次回活動から、これがユニフォームになります。

 

9月からは、いよいよ部員さんの自主企画が始まります〜!

お楽しみに★

投稿者 | 989edu |
第3回きゅーはく女子考古部〜石包丁を作ってみよう!〜

女子考古部4期生の第3回の活動は

弥生時代の米作りには欠かせない石包丁づくり!

石包丁とは、稲から熟した稲穂を摘み取るときに使う磨製石器です。

水田稲作の方法が伝わったばかりの弥生時代では

さまざまな品種の稲が一緒くたに育てられていたため、

稲によって収穫時期が異なるということが起こりました。

そこで、熟した穂だけを選んで摘み取れるように石包丁を使ったのです。

 

まずは、文化交流展示室に展示されている石包丁を見てイメージを高めます。

ちなみに、展示室では「石包丁」ではなく、

より用途に沿った「石製穂摘具」という名前で展示されています。

弥生時代が専門の小澤副顧問に当時の暮らしについて話を聞き、

具体的に作り方を教わってから、レッツ制作!

 

 材料・道具 】

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(輝緑凝灰岩=きりょくぎょうかいがん)

∧卻が尖ったかなづち  ブロック板 

研磨剤  砥石  

軍手  ゴーグル

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活動に先立ち、材料である石を調達しました。

福岡県にある立岩遺跡では、加工がしやすい輝緑凝灰岩

たくさん入手できる環境だったことから、

石包丁の製作が行われていたのではないかと考えられています。

そこで!

立岩遺跡の近くの河原に今もその石があるとのことで、

拾いに行っちゃいました(^^♪

 

↑採集してきた石をうすく割ったもの。

これが今回の材料です。

 

まずは、この石の中から好きな大きさの石を選びます。

石を選ぶときのポイントは、思い描く完成形の大きさのものよりも、

少し大きめのものを選ぶこと!

作る過程で石を叩いたり研いだりするうちに、

小さくなってしまうからです。

選んだら、かなづちの平らな方で端を叩いて厚みや形をかまぼこ型に整えつつ、

紐を通すための穴をかなづちの尖った方を打ち付けて、少しずつあけていきます。

石包丁作りにはひたすら根気がいるということを、

ここで身をもって実感することになるのです…。

と、いいつつも、

穴が貫通するまではすごく時間がかかるので、ある程度頑張ったら

文明の利器(電動ドリル)も使用OK!(笑)

ただ、力の入れ具合や打ち所が悪くて割れてしまうことも…

とほほ(;O;)

それでもみなさん順調に貫通!

穴があくと、嬉しいですね\(^o^)/♪

 

続いては、石の厚みを5〜7mm程度になるまで

ブロック板+研磨剤+水で削ります!

↑中央の黒い砂のようなものが研磨剤。

本来は砂などを使ったと考えられています。

今回は市販の「金剛砂」を使いました。

↑目にも止まらぬ速さ!!!

子どもたちのエネルギーおそるべし。

最後に、目の細かい小さめの砥石で磨いて刃を作ります。

また、砥石で全体を磨くと光沢が出ます。

あけた穴に指を通すための紐をくくったら、完成!

早速、稲穂を摘んでみましょう!

思わずたくさん摘んでしまいましたね♪

マイ石包丁、機会があればぜひ使ってください!

 

夏休みの自由研究にもピッタリですよ(^^)v

 

生活の必需品とはいえ、弥生時代の人って

とっても根気があったんだなあと

感心せずにはいられない1日でした(^o^)/

 

 

 

 

 

 

投稿者 | 989edu |
第2回きゅーはく女子考古部〜恒例!太宰府史跡ツアー!〜

先月から活動が始まった女子考古部4期。

第2回目は、博物館周辺の史跡を巡る毎年恒例の…

女子考古部 太宰府

大宰府ツアーです!

女子考古部 太宰府ツアー

気合の入った顧問作のしおりを手に出発!

 

まずは、博物館4階入口の「大宰府のおもかげ」コーナーで、古都大宰府について説明。

女子考古部 太宰府ツアー

古代、大宰府政庁の周りには、水城(みずき)、大野城(おおのじょう)、基肄城(きいじょう)

という山城や防塁がありました。

今回の女子考古部のツアーは、博物館から水城までのコース

散策をするときは、

「今自分たちが、どのあたりを歩いているのかを意識することが大切!考古学の基本です!」by顧問

だそうです(^_^)

 

女子考古部 太宰府ツアー

ゆっくり川沿いから住宅街を巡り、

女子考古部 太宰府ツアー

地元の人にも親しまれているお地蔵さまにも挨拶をして…、

女子考古部 太宰府ツアー

観世音寺に到着です。

地面にたくさんある、平らな石は、「礎石(そせき)」と呼ばれる建造物の柱の基礎となる部分。

礎石から、どのくらいの規模の建物があったかがわかるんですね。

ここには、たくさんのお坊さんが寝泊りした建物(僧房)があったと考えられています。

女子考古部 太宰府ツアー

観世音寺には、かつて五重塔があったといわれ、その心柱の大きい礎石も残っています!

 

つづいて、学校院跡へ。

女子考古部 太宰府ツアー

今はのんびりとしたのどかな風景…。ここは役人や僧侶を養成する施設の跡だと考えられています。

大宰府展示館で、小休憩をとりつつ展示を見せていただいた後…

女子考古部 太宰府ツアー

いよいよ、大宰府政庁跡へ。

女子考古部 太宰府ツアー

この広さに圧倒されますね!(゜o゜)

奥に見える山は大野城跡がある四王寺山です。

政庁の正殿の礎石は、さすがに立派!

女子考古部 太宰府ツアー

 

お次は、発掘調査中の蔵司(くらつかさ)に向かいます

女子考古部 太宰府ツアー

九州歴史資料館が、発掘調査を行っているので通常は立ち入り禁止です×××

なぜ、特別に見学できたかというと…、顧問が以前その調査担当だったから!なのです!

女子考古部 太宰府ツアー

古代大宰府の財源を司った役所の跡と考えられているそう。

女子考古部 太宰府ツアー

顧問が以前発掘調査中に古代の甲冑の欠片見つけた場所です。ドヤ!(^o^)丿

 

ゴールの水城まではあと少し!

女子考古部 太宰府ツアー

筑前国分寺跡は、奈良時代に聖武天皇の命により建てられたお寺跡です。

女子考古部 太宰府ツアー

近くには、国分尼寺跡もあります。

 

5キロちょっと歩いて、ついに水城跡東門につきました!

女子考古部 太宰府ツアー

大宰府の入り口、そして日本初の防衛施設ともいわれる場所です。

巨大な門の礎石は、江戸時代には鬼の硯石とも言われたとか。

女子考古部 太宰府ツアー

歴史ある太宰府を、楽しんでいただけたでしょうか(^.^)

 

今回のコースは、きゅーはく女子考古部顧問のおすすめコースとして

「西都太宰府」のHPに詳しく紹介しています!

他にもいろいろな史跡があるので、ぜひ散策してみてくださいね。

 

そして、待望の「きゅーはく女子考古部HP」ができました!!

今までの活動記録をまとめた冊子も読めますよ♪

次回の活動報告もお楽しみに★

投稿者 | 989edu |
きゅーはく女子考古部4期生 活動開始!

ついに…

きゅーはく女子考古部4期生の活動が始まりました!

女子考古部

さっそく、古墳時代の男性の髪型、「みづら」にチャレンジする部員さん音符

 

今回は、オリエンテーションです!

まずは、前年の3期生の活動を見ていただきました。

女子考古部

活動の楽しさ、伝わったでしょうか一瞬目をつぶった時に、キスしたくなったんだ。歯医者は、インプラントがこわくて行けないのとお金かかるし。でもスースーして話しづらいんだ。いいんだ、><

つづいて、ドキドキ自己紹介です!

女子考古部

応募のきっかけや熱い考古愛を、思い思いに語ってくださいましたきらきら

 

お次は、博物館の科学課職員によるお話です。

テーマは、「博物館の虫って…?」

虫から文化財を守るために、博物館が行っていることなどをご紹介。

女子考古部

意見や質問など発表する部員さん。みなさんとても積極的!

 

お昼を食べて午後からは、バックヤードツアー!

女子考古部

普段お客様が入ることのできない、博物館内をご案内しましたきらきら

 

3Dプリンターがある部屋では部員さんのテンションも上がりました矢印上

机には文化財のレプリカがたくさん!!

女子考古部

実物大の鬼瓦!

 

X線によるCTスキャンの技術もご紹介しました。

女子考古部

どのように全方向から撮影するのか見ていただくため、実際に機械を動かすと

みなさん興味津々のご様子びっくり

バックヤードの後は、そのまま文化交流展ツアーへ!動く埴輪

女子考古部

顧問・副顧問に解説していただきました。

作品用の巨大なエレベーターに乗って、集合場所へ戻ったあとは…

女子考古部

顧問による「考古学入門」勾玉2です。

女子考古部

古墳の楽しみ方や、リアルな発掘の現場について語りました。

 

4期生の部長、副部長も決まり…

女子考古部

今年の部活動で何をやりたいか話していくうちに、リラックスした楽しい雰囲気にきらきら

女子考古部

1年間よろしくお願いします!!

投稿者 | 989edu |
きゅーはく女子考古部番外編 〜みんなで昔の植物を育てよう!

前回に引き続き、番外編レポートですカメラ

 

きゅーはく女子考古部が、今度は植物の栽培に挑戦ですきらきら

昨年より、板付遺跡では弥生時代の遺跡から出土した種子

同じ品種の植物の栽培実験を行っています双葉

 

これは、全国の複数の18箇所の遺跡で植物の栽培実験を行っている

考古学考古植物学をご専門とする大学の先生方との共同事業です。

 

もともと、弥生時代当時の人々の暮らしを研究されている先生が、

板付遺跡の木製農具(出土品から複製)の使用実験を行う予定だったところ、

「せっかく耕すなら、実際に畑で植物を育ててみよう!」

ということでスタートしたそう音符

 

今年度は、毎年活動で板付遺跡にお世話になっている

女子考古部がそのお手伝いをさせていただくことになったのです(^^)v★

 

出土した種子の中には、自然に育った野生種よりも

大きなものが見つかることがあります。

そのような種子が、どのような経緯で野生種よりも成長が進んだのか?

もしかすると、他の種と掛け合わせて品種改良をおこなっていたのか??

などなど、さまざまな疑問を

実際に育てながら検証してみます!

 

勾玉2 〜 動く埴輪 〜 古墳

 

GWを目前に控えたある日の午後、板付遺跡弥生館にて

参加希望の1〜3期部員と先生方、

板付遺跡の山口さん、九博職員でミーティングを行いましたきらきら

 

実験の詳細はというと・・・

 

肥料を撒く畑肥料を撒かない畑で同じ作物を育て、

さまざまな条件を調節しながら

種子の量や大きさなど、育ち方の違いを比較するというもの。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆畑の種類→3種類

◎肥料1:鶏糞(けいふん)

◎肥料2:灰肥(木や草など植物のもの)

◎肥料なし

 

◆植物の種類→6種類

※板付遺跡、または関東以西の遺跡で出土したもの

◎ツルマメ(大豆の原種)

◎ヤブツルアズキ(小豆の原種)

◎イヌビエ(ヒエの野生種、イヌビエを栽培化したものがヒエ)

◎シソ

◎エゴマ、レモンエゴマ

◎マクワウリ

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実際に、昨年先生方が育てたものをみせていただきました!

上からそれぞれ鶏糞、肥料なし、灰肥のみの畑で育てたツルマメの種子です。

写真では分かりづらいですが、種子の大きさは

鶏糞 > 肥料なし > 灰肥のみ

となりました!意外にも、肥料として灰肥を撒いた畑よりも肥料がない畑の方が

種子は大きくなるようですびっくり(一概には言えませんが…)

 

このように、種子の大きさ以外にも

実る種子の数 背丈、葉の大きさ など、

いろいろな要素について調べていきます。

 

どんな違いが現れるのでしょうか??

気になりますね目電球

 

ツルマメのほかにも、

↑シソの一種や

↑エゴマなどを見せていただきました!

ゴマみたいに小さなつぶつぶです。

今年はどんな種子がなるのでしょうねチューリップ

 

一通りミーティングが終わったら、さっそく畑作りおんぷ

 

竪穴住居(復元)がある遺跡の中に、

すでに鶏糞と灰肥で分けられた麦畑が作られていました。

育った麦の大きさを、スコップをものさし代わりにして比べてみると・・・

おや?同じスコップですが、麦の背丈が全然違いますねびっくりびっくり

上の畑が灰肥をまいた畑、下の畑が鶏糞をまいた畑です。

こんなに差があるとはおどろきです・・・き

 

この2つの畑と、肥料なしの畑を使えるよう、

みんなで協力して耕しました(^o^)/★

根をしっかり張った大きな草を抜いたり、

カチンコチンの土を掘り返す作業はなかなかの重労働です汗

 

でも、やり始めるとハマっちゃう時々ウインクペコちゃん★

スコップの大きさが、体とあまり変わらないかも??

小学生部員も一生懸命耕してくれていますheart

 

そんなこんなで、みんなで力を合わせた結果

土がしっかりほぐれた状態になりましたにこにこ

これから、もっと畑らしく整えていきます!

 

古代農園第1回目はここで終了です。

さてさて、どんな畑になっていくのか楽しみですねきらきら

投稿者 | 989edu |
きゅーはく女子考古部4期生 大抽選会!!

今年もこの時期がやってまいりましたびっくり

動く埴輪動く埴輪 きゅーはく女子考古部4期生 大抽選会 動く埴輪動く埴輪

4期の応募はなんと61名びっくり

募集は5月6日(日)に締め切らせていただきました。

たくさんのご応募ありがとうございましたおうかん

今年度は、大宰府が専門のきらきら新顧問きらきらをおむかえしました音符

そこで、顧問とマネは大宰府にゆかりのある菅原道真公がいた

奈良時代末期〜平安時代初期の役人&婦人

の衣装を身にまとって抽選!

 

真剣に引きましたびっくり

この中から20組24名の新部員が決定きらきら

今期はどんなメンバーになるのか楽しみです〜矢印上はーと

 

動く埴輪4期の活動もブログで発信していきますので、お楽しみに動く埴輪

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きゅーはく女子考古部 番外編〜古代を味わう!

きゅーはく女子考古部は毎月の活動以外に

OB部員と現役部員の合同企画として

番外編を実施しています。

今回は現役部員はまだいないので

1〜3期生の有志で古代食の勉強会に行ってきました矢印上

(主催:身近な歴史お話会)

 

場所は西鉄二日市駅から歩いて10分ほどのところにある

イタリアイタリアンレストラン「ポルタータ」さん。

 

↑メニュー

イタリアンレストランなので、イタリア風にアレンジしてあります。

 

まずは、講師の清原倫子氏より古代の食材について

詳しく教えていただきました音符

味付けは塩や酢、醤(ひしお、大豆から作る調味料)程度なので

素材の味が際立ちますにこにこ

赤米のリゾット風

古代のお米は主に赤米だったらしいです稲稲稲

今回は玄米と生姜をアクセントに使っています。

食感もバツグンです手

根野菜(れんこんれんこん、たけのこ竹の子、大根大根、里芋里芋、ふきふき)と椎茸きのこの蒸し煮風

当時からあったと思われる野菜を使っています。

豚肉のグリル 山椒の香り

本当は鹿を使いたかったそうですが、鹿肉の入手が難しかったため、今回はぶた豚。

弥生時代に大陸から家畜のブタが入ってきたと言われていて

これが「弥生ブタ」と呼ばれているそう。

鯛と魚介のアクアパッツァ風

当時は水煮だったそう。

貝からいい出汁が出ています。

小麦の素焼き はちみつ添え蜂 & 芋粥のデザート

はちみつは古代からあったらしい。

そして驚いたのが芋粥。

サツマイモかと思いきや、なんと山芋だったのです。

当時は芋といえば里芋か山芋だったとか。

サツマイモとジャガイモは江戸時代以降、日本に伝わったものとのこと。

 

古代の甘味料は「あまづら」という高級食材びっくり

「あまづら」とは、ツタの樹液なのですが、

まず、その樹液を集める作業がとても大変!

しかも、大量のツタからちょびーっとしかとれないのです水

あまづらの入手ができなかったので、今回はシロップを使ったそうです。

古代からあったとされるゆずの果汁入り。

 

あっさりめの味付けで、どれもとてもおいしかったです!

今回は2期生と3期生のみなさんが来てくれました!

 

そして、なんと「ポルタータ」の敷地内に古代の道の跡が!

これは大宰府政庁からまっすぐ南に伸びていた朱雀大路の側溝の跡なんです。

「ポルタータ」で古代食、納得です。

 

古代に浸る一日でした手

 

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