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第3回きゅーはく女子考古部 吉野ヶ里遺跡で古代染め体験*

きゅーはく女子考古部5期生 第3回目の活動は・・・

古代染め体験@吉野ヶ里歴史公園!

実施したのは7月下旬の快晴の日

絶好の染め日和でした♪

 

今回体験したのは、貝紫染め茜染めです。

というのも、貝紫によって染められていた

吉野ヶ里遺跡で見つかっているからです!

 

また、吉野ヶ里遺跡では、さまざまな色に染めた糸を使って織り上げた

が存在していた可能性が高いと考えられているそう。

弥生時代から染織をしていたかもしれないなんて、驚きですね(゜O゜)

小澤副顧問のレクチャーののち、早速作業スタート!

 

弥生時代の布はが主ですが、

今回はお財布と相談した結果、木綿でチャレンジ!

 

★布の下準備

洗剤でハンカチを洗って乾かします。

新品のハンカチを使うので、染料が入りやすいように洗います。

天日干しをしたいところですが、時間が限られているので

アイロンを使って素早く乾かしました。

 

この一枚のハンカチに、貝紫染め茜染めを施します!

 

【 ヽ紫染め 】

 

使用する貝は、イボニシという貝。

大きさは2cm前後の小さな貝です。

活動に先立ち、顧問・副顧問・マネ・部員(有志)で集めてきました!

 

★染料の作り方

ちょっとかわいそうですが、殻をかなづちで割って、

中身をあらわに・・・

中央のほそ〜〜〜い蛍光の黄色い線、見えますか?

これが染めるのに使われる「パープル腺」という器官です。

黄色いのに、パープル腺・・・?

パープル腺はピンセットで取り出します。

これがなかなか難しい!

貝ひとつだとほんの少ししかとれないので、

今回はみんなでたくさん割って、

取り出せたパープル腺をすり鉢に集めました。

この中に塩水(濃度3%)を入れて、

すりこぎでぐりぐりとすりつぶします。

これがなかなかくさい(ToT)/

こうして染料が出来上がりました!

 

★染め方

筆にとって、好きな模様を描きます。

描いたばかりのときは少し黄緑色のような、

先ほどのパープル腺と似た色味です。

どこが紫なの????と思うかもしれませんが、

しばらく屋外で紫外線に当てると・・・

この色から

紫色に変化!!!!

だんだん変わっていく様子が面白いんです(^_^)v

このまま干して、しっかり紫色になりました♪

 

【 茜染め 】

 

イボニシが乾いたら、次は茜染めです!

使うのは、茜という植物の根っこです。

根っこの皮に赤く染まる成分が含まれています。

 

★染料の作り方

まずはチップになっている茜の根っこを、洗濯ネットに入れて洗います。

なぜ洗うのかというと、茜には赤い成分のほかに、

黄色の成分も含まれています。

ですがこの成分は水溶性のため、水で洗うことで流れ出し、

より綺麗な赤に染めることができるのです(^_^)b

洗うと水が赤く染まりますが、全然大丈夫!

何回か水を替えて洗いましょう。

どこまで洗えばいいのか・・・はよく分からないので適当に。

手が染まるので、手袋を忘れずに!

 

洗った茜を煮詰めて、染料を作ります。

70〜80℃で1時間ほど加熱し続けるので、

その間に媒染(ばいせん)液を作ります。

 

?媒染とは?

繊維に定着しにくい染料で染色する際に、

染料を繊維に定着させるために行なう処理のことです。

媒染するのとしないのとでは、染めた後の色持ちが違います!

媒染には、繊維を染料につける前に行なう先媒染と、

染料につけた後に行なう後媒染があります。

今回は、先媒染を行います。

 

★媒染液の作り方

定着させるには、アルミニウムイオンが最も染料の色を引き出すのに有効です。

そこで、これが多く含まれる椿の灰の水溶液と、ミョウバンの水溶液を用意します。

目指す仕上がりによって、これらを使い分けます。

 

○椿灰・・・バケツに椿灰と水を入れて、その上澄みを使います。

○ミョウバン・・・バケツにミョウバンと水を入れて、よく混ぜて使います。

本当はお湯の方がよく溶けますが、今回は省略!

上のバケツにミョウバン、下のバケツに椿灰を入れています。

伝統的なのは椿灰を使った媒染で、比較的新しい方法がミョウバンでの媒染です。

椿灰よりも、ミョウバンの方がより濃く発色します。

左の布が椿灰、右の布がミョウバンで媒染したものです。

ほんのり色味がちがいますよね(^_^)

 

★媒染のしかた

先媒染なので、染料に浸す前に布を処理します。

イボニシで染めた布をどちらかの水溶液にくぐらせ、固く絞ります。

これで、アルミニウムイオンが定着!

ここで乾かすとより定着しますが、

時間がないので絞って済ませました。

 

★染め方

1時間ほど煮詰めて作った染料に、媒染を済ませた布を入れ、

ムラなく染まるように割り箸などで15〜20分程度かき混ぜます。

このとき、染料は70〜80℃を維持します。

時間が経ったら、布を引き上げて絞り、

太陽の力を借り、天日干しで乾かしてから

水で洗います。

なるべく、水が赤くならなくなるまでしっかり洗います。

もっと濃くしたければ、再び媒染して染めます。

媒染の前に輪ゴムなどで絞ってそのまま染めれば、

白い模様ができるんです!

すごく綺麗な赤ですね!

植物だけでこんなにはっきりと色が出るんだとびっくり♪

最後にみんなで、はいチーズ!

古代の赤、素敵でしたね(*゜▽゜*)

 

染め体験のあとは、遺跡散策!

さすが、充実の吉野ヶ里遺跡でした!

みなさん暑い中、お疲れ様でした(^^)/♪

 

次回もお楽しみに★

投稿者 | 989edu |