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三国志!!!!!−三国志展の動物たち◆
 10月1日から九州国立博物館3階特別展室において開催中の特別展「三国志」!

 14世紀に作られた「物語としての三国志」(『三国志演義(さんごくしえんぎ)』)のもとになった、約1800年前の中国(後漢時代〜三国時代)。
 魏(ぎ)・蜀(しょく)・呉(ご)の3国が並び立ち、曹操(そうそう)や劉備(りゅうび)、孫権(そんけん)などの武将が大活躍していた、まさにその時代の出土遺物を一堂に集め、実際に使っていた武器や墓に納められた副葬品などから、リアルな三国志の姿を復元しようという、意欲的な展覧会です。

 今日も、その展示の一部をご紹介しましょう!!

 前回の「三国志!」記事の中で、「三国志」展に登場する動物たちについて少し紹介しましたが、いかがでしたか?
 前回の記事では、動物そのものが主題となっている作品を紹介しました。しかし、そのほかにも「三国志」展の中にはたくさんの動物たちがいるんです。
 かれらは、作品のなかでは必ずしも主人公の扱いをされているわけではなく、主題となった題材の脇にひっそりと表現されている場合が多いんですが、だからといってあなどるなかれ!
 それぞれが魅力的なすがたを持っていたり、ちゃんと意味を持って作品の中に登場していたりして、かれらなしでは「三国志」展はその魅力も半減してしまう・・・かも!?

 今日は、そんなかれらを紹介していきましょう。

 まずは、比較的出会いやすい(見つけやすい)動物たちから・・・

 「三国志」展、第2章−4より。
 後漢(ごかん)最後の皇帝、献帝(けんてい)が、帝位を曹丕(そうひ)にゆずったあと余生を過ごした山陽(さんよう)の地は、豊かな穀倉地帯でした。山陽の地に営まれた墓から出土した穀倉楼(こくそうろう/食糧貯蔵庫)は、そんな山陽の豊かさをあらわす作品として本展にも展示されています。
 そのうちのひとつ、五層穀倉楼(ごそうこくそうろう)・・・

 の前にいるのは・・・!?寝そべったイヌ


 おなじく、四層穀倉楼(よんそうこくそうろう)の前にも・・・
 寝そべったイヌと、ニワトリ

 収穫を終えて、穀倉楼(食糧貯蔵庫)に年貢を納める人々の横で、ゆったりとたたずんでいます。豊かな山陽の地の穏やかな日々の1コマが思い浮かびますね。

 おなじくニワトリをモチーフとした作品をもうひとつ、いきましょう。こちらです。

 こちら、「三国志」展、第3章−4より。
 「諸葛亮の南征」(しょかつりょうの なんせい)コーナーに展示されている、「提梁壺」(ていりょうこ)とよばれる釣り手つきの酒壺の蓋につけられたつまみ。よく見ると釣り手には龍がいますよ。それから、隣に展示されている「鐎」(しょう)にもとさかを持つ鶏のような鳥がいます。あわせて楽しんでくださいね!

 つづいて、こちらを紹介しましょう。
 ハスの花咲く中、ゆったりと泳ぐ水鳥たち。

 えっ? どこに展示されているのかって!?
 こちら、「三国志」展、第4章−2より。
 「三国歴訪」の蜀(しょく)のコーナーにある、溜池模型という作品のなかの一部。
 豊かな産物に恵まれた蜀を支えた農業の様子を示す、お墓への副葬品です。


 ユーモラスなすがたを見せてくれるのはこちら。

 このカエル、シンプルな造形ながらひと目でカエルと分かる実に見事な造形で、グッズを作ったら飛ぶように売れそうな予感が・・・!!(個人的な感想です)
 「三国志」展、第4章−3より。
 「三国歴訪」の呉のコーナーにある、「銅鼓」(どうこ)という楽器・祭器の上面にいるのですが、一緒に並んでいる馬に乗った人物よりも大きいんです。まさか実物比ではないでしょうね・・・?

 カエルつながりでもうひとつ、こちらはいかが?

 背中に不気味なぶつぶつを持つこのヒキガエル、どこにいるのかというと・・・
 「三国志」展、第5章−4より。
 「蜀の大墓」コーナーに展示されている「揺銭樹台座」(ようせんじゅだいざ)のなかに。ちょっと分かりにくいのでしっかり探してみてください。

 おなじく「揺銭樹台座」からもうひとつ、カラスをご紹介しましょう。

 当館の島谷館長が、NHKさんの人気番組「チコちゃんに叱られる!」の中に登場する毒舌なカラスのキャラクター、「キョエちゃん」にそっくりだとお気に入り。
 このほかに「揺銭樹台座」には合計3体の龍もいて、動物天国な作品です。

 さて、ブログの中の人のお気に入りもご紹介しておきましょう。

 「三国志」展、第4章−3より。
 こちらの「神亭壺」(しんていこ)は、呉の名産品である青磁という焼き物で作られた、お墓に納める「明器」(めいき)ですが、こちらも、実は動物天国なんです。
 たとえば、こちら。

 カニがユーモラスな顔で張り付いてます。

 あるいは、こちら。

 ヘビ?が、穴から顔をのぞかせてます。
 このほか、あちこちに亀がいたり馬がいたり、にぎやかで楽しい作品です。


 いかがですか?前回に引き続き、「三国志」展のあちこちにいるいろいろなすがたの動物たち。
 武将や戦いにあまり興味が持てないそこのあなたでも、当時の中国の人たちがつくった楽しいすがたの動物たちに会えるという楽しみがあります。「三国志」展、足を運んでみてはいかがでしょうか?

 特別展「三国志」は、九州国立博物館3階特別展室にて来年1月5日(日)まで開催中です!
 会期が後半になるにつれて、会場が込み合うことが予想されます。ぜひお早めにお越しください!
投稿者 | 989tenji |