「自在置物 かまきり」を触ってみよう!

当館では、現在

[明治150年記念]特別展オークラコレクションが開催中です。

https://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s52.html

 

数ある展示品の中で今回は、自在蟷螂置物(じざい かまきり おきもの)について、ご紹介します!

自在蟷螂置物

 

甲冑(かっちゅう)職人の技術を用いて作られた「自在置物」

金属を叩いて成形する鍛造(たんぞう)や、金属を溶かし、型に入れて作る鋳造(ちゅうぞう)、

パーツ同士を鋲(びょう)でつなぐ、といった甲冑作りの技術を駆使して作られた動物や昆虫の置物は、

飾って美しいだけではなく、本物と同じように動く!というところに魅力があります。

 

そこで!

展示されている自在置物がどのように動くのか、触って体験していただけるよう、再現しました!

自在置物 蟷螂

↑当館教育普及チームが制作したカマキリ。

 

展示されている自在蟷螂置物と比べると、このようになります↴

 

◎◎◎自在蟷螂置物◎◎◎

江戸時代に制作

鉄製・鍛造、鋳造か

体長は7.3cm

●●●再現したカマキリ●●●

構想含め制作期間3ヶ月

低融点金属(スズなどの混合)・鋳造

体長は展示品のおよそ2倍(厚みなどは倍以上)

 

まず、どの関節が動くのかを念入りに調査し、設計図を描きました。

自在置物 蟷螂

外見だけではなく内部の構造が重要となります。

 

ある程度、構造の予想がついたところで、いざ制作開始です!

’甘擇埜況燭鮑遒蠅泙后

自在置物 蟷螂

原型を元に、シリコン型を作ります。

自在置物 蟷螂

シリコン型に金属を流しいれます。

自在置物 蟷螂

自在置物 蟷螂

各パーツができました!

ここから、動く箇所を作ります。

自在置物 蟷螂

穴をあけ、そこに小さく切ったワイヤーを通し、両側から叩いて止めます。

自在置物 蟷螂

足の関節ができました!

自在置物 蟷螂

触覚、首、羽、鎌も順番に作り、各パーツを合わせます。

自在置物 蟷螂

完成

少し重めですが、胴体部分をゆっくり持ち上げてみると、鎌や、足が自然に動きます。

ぜひ会場で触ってみてくださいね。

 

オークラコレクションは、11月6日より後期展示が始まりました!

展覧会は12月9日(日)までです!

紅葉も見頃!

ぜひ九博にお越しください♪

投稿者 | 989edu |
第5回きゅーはく女子考古部〜古代アクセサリーを作ろう!〜

第5回きゅーはく女子考古部は、4期生部員企画第1弾!

自然の素材を使った

古代アクセサリー作りです

今回使う素材は

鹿角貝殻(ベンケイ貝)滑石(かっせき)の3種類。

実際に、これらに模様を刻んだり、削って形を整えたりして

加工したものが各地で見つかっています。

 

まずは顧問による古代アクセサリー講座です✍

素材の特徴やアクセサリーの背景について教えてもらいました。

鹿角貝殻は、肉や身を食べた後の副産物として、

釣具などの日用品やアクセサリーの部品に加工して使われていたそうです。

 

鹿角の中央には髄が通っていて、横に輪切りにすると中央に黒いつぶつぶがあり、

縦にスライスすると真ん中で線状に黒い髄が現れます。

出土したアクセサリーを細かく観察することで、

素材がどの方向からカットされて使われたのかということも分かるんです!

貝殻の中央を割って作られたブレスレットが貝輪です。

特に、南の島にしか生息していない貝で作った貝輪は

富の象徴だったそう。

 

滑石勾玉の素材として有名ですよね。

鹿角や貝殻よりも加工がしやすくて◎。

同じ滑石でも意外といろんな色があるんです!

 

次にアクセサリー班のお二人が、調べたことや実際に作ってみた感想をレポート!

3つの素材の特徴を資料にまとめて、素材選びの参考にしてもらいました♪

お二人は鹿角を笛にしたり、

滑石の勾玉にマニキュアを塗ってツヤツヤにしたり・・・

女子考古部ならではのアイデアですね(^^★

 

また、班長が鹿角の獣くささを取り除くためにお湯で煮てみたところ・・・

ダシが出ている!?ということで

鹿角スープを作って持ってきてくださいました\(◎o◎)/!!

味付けは塩のみで、素材そのものの風味が引き立ちます。

早速みんなで試飲〜♪

大人の味だったようで、好みが分かれるようでした(^^)v笑

 

さあ、どんなアクセサリーが出来上がるのでしょうか??

まずは素材選びから〜

迷っちゃいますね!

 

一番人気は加工のしやすい滑石

砥石ややすりなどで削ったり磨いたりして、形を整えていきます。

定番の勾玉はもちろん、

しずく型

お花型(和菓子みたい!)

などなど、思い思いの形にアレンジされたものも

 

鹿角は金属製の棒やすりなどを使い、中央のを取り除いてから

表皮を好きなように削ります。

孔をあけるのには電動ドリルを使いましたが・・・

悪戦苦闘!!

30分以上かけて、ようやく貫通しました。

電動工具や金属でも歯が立たないのに、

昔の人はいったいどうやって加工していたのか・・・

 

貝殻では貝輪作りに挑戦!

鹿の角で中央を割ってみています。

貝殻はものすごく硬いので、穴を大きく広げるのが大変!

部員さんいわく、割れやすいところとそうでないところがあるそうです。

割れたところをやすりで整えて、完成!

 

また、貝を使った装飾品のひとつに貝符というものがあります。

貝殻の中央部分を加工したおふだ状のもので、片面にレリーフが施されており、

孔があいているものはつなげていたと考えられています。

こんな感じです↓

※鹿児島県歴史資料センター黎明間所蔵資料を参考に描きました。

 

こちらも果敢に制作に挑んだ部員さんが・・・!

すごい!これだけ形を作るのにもすごく時間がかかりますが、

貝符に近づいていますね!

苦労しながらも、「家で続きをします!(*^_^*)!」と

目をキラキラさせていました★★

 

そんなこんなであっという間に時間が過ぎ・・・

お披露目会です

紐で工夫したり、素材を組み合わせてみたり、

個性が光ってますね!!

今後はぜひ貫頭衣とコーディネートした姿も見てみたいです♪

 

それにしても、こんなに硬い素材を

見事に加工した古代の人たちって本当にすごいですよね。

いろいろな知恵や工夫があったんだろうな〜と改めて感心したのでした。

 

さて、次回はどんな活動になるのでしょうか!

お楽しみに(^o^)/

投稿者 | 989edu |
第6回スケッチしナイト☆開催しました!

 

第6回スケッチしナイト☆を8月25日(土)に開催しました!

今回のお題は、

特集展示「京都・仁和寺観音堂 千手観音像とその仲間たち」陳列中の33体

(この特集展示は終了しました)

 

研究員の解説を聞いたあと、好きな場所でスケッチ開始。

 

 

みなさん熱心に描いていました。

できあがった作品はこちら↓

 

みなさんとてもお上手でした!

 

投稿者 | 989edu |
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