第3回きゅーはく女子考古部〜石包丁を作ってみよう!〜

女子考古部4期生の第3回の活動は

弥生時代の米作りには欠かせない石包丁づくり!

石包丁とは、稲から熟した稲穂を摘み取るときに使う磨製石器です。

水田稲作の方法が伝わったばかりの弥生時代では

さまざまな品種の稲が一緒くたに育てられていたため、

稲によって収穫時期が異なるということが起こりました。

そこで、熟した穂だけを選んで摘み取れるように石包丁を使ったのです。

 

まずは、文化交流展示室に展示されている石包丁を見てイメージを高めます。

ちなみに、展示室では「石包丁」ではなく、

より用途に沿った「石製穂摘具」という名前で展示されています。

弥生時代が専門の小澤副顧問に当時の暮らしについて話を聞き、

具体的に作り方を教わってから、レッツ制作!

 

 材料・道具 】

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(輝緑凝灰岩=きりょくぎょうかいがん)

∧卻が尖ったかなづち  ブロック板 

研磨剤  砥石  

軍手  ゴーグル

*************************

 

活動に先立ち、材料である石を調達しました。

福岡県にある立岩遺跡では、加工がしやすい輝緑凝灰岩

たくさん入手できる環境だったことから、

石包丁の製作が行われていたのではないかと考えられています。

そこで!

立岩遺跡の近くの河原に今もその石があるとのことで、

拾いに行っちゃいました(^^♪

 

↑採集してきた石をうすく割ったもの。

これが今回の材料です。

 

まずは、この石の中から好きな大きさの石を選びます。

石を選ぶときのポイントは、思い描く完成形の大きさのものよりも、

少し大きめのものを選ぶこと!

作る過程で石を叩いたり研いだりするうちに、

小さくなってしまうからです。

選んだら、かなづちの平らな方で端を叩いて厚みや形をかまぼこ型に整えつつ、

紐を通すための穴をかなづちの尖った方を打ち付けて、少しずつあけていきます。

石包丁作りにはひたすら根気がいるということを、

ここで身をもって実感することになるのです…。

と、いいつつも、

穴が貫通するまではすごく時間がかかるので、ある程度頑張ったら

文明の利器(電動ドリル)も使用OK!(笑)

ただ、力の入れ具合や打ち所が悪くて割れてしまうことも…

とほほ(;O;)

それでもみなさん順調に貫通!

穴があくと、嬉しいですね\(^o^)/♪

 

続いては、石の厚みを5〜7mm程度になるまで

ブロック板+研磨剤+水で削ります!

↑中央の黒い砂のようなものが研磨剤。

本来は砂などを使ったと考えられています。

今回は市販の「金剛砂」を使いました。

↑目にも止まらぬ速さ!!!

子どもたちのエネルギーおそるべし。

最後に、目の細かい小さめの砥石で磨いて刃を作ります。

また、砥石で全体を磨くと光沢が出ます。

あけた穴に指を通すための紐をくくったら、完成!

早速、稲穂を摘んでみましょう!

思わずたくさん摘んでしまいましたね♪

マイ石包丁、機会があればぜひ使ってください!

 

夏休みの自由研究にもピッタリですよ(^^)v

 

生活の必需品とはいえ、弥生時代の人って

とっても根気があったんだなあと

感心せずにはいられない1日でした(^o^)/

 

 

 

 

 

 

投稿者 | 989edu |
この夏、弥生人に会いにきませんか?

7月某日の猛暑の中、博物館の展示室に現れたのは…

弥生人!!

弥生人

実は↓↓↓こちらのイベントのリハーサル中なのです!

弥生人

『弥生人現る!!〜101回目の米作り〜』

弥生時代の米作りのすべてがわかる、九博オリジナル劇!

 

私たちがいつも食べている「お米」

それは、いつから食べられていたのか?

水田はいつ、どうやって作られたのか?

日本で最初のお米作りの謎に迫ります!

 

今回は、その内容を少しだけご紹介!

弥生人

博物館4階の展示室には、縄文〜弥生時代の土器や農具が展示されています。

そこへ登場するのが、お米博士 板付米夫(いたづけよねお)先生です。

米夫先生はお米が大好き(*^^*)

なのできっと、弥生時代の米作りについて教えてくれるはず。

弥生人

弥生時代が大好きな案内人 純米(じゅんべい)は博物館の秘密を知る人物です。

彼の後に続いてトンネルを抜けると、何かが起こるかも…。

弥生人

弥生人の2人の男女が出会うところから、物語が始まります。

体は大きいけど、頼りなさそうな主人公、作郎(さくろう)

作郎にとっては高嶺の花の美女、弥生(やよい)

 

作郎が弥生を振り向かせる為に、先祖代々100年越しの米作りに挑戦します!

村一番のお米作り名人、米助(よねすけ)の力も借りて米作りスタート!

弥生人

果たして、米はできるのか!

そして、弥生は作郎に振り向くのか!?

感動のラストには、巨大な動物も登場します!

せひ博物館でご観覧ください!

弥生人

 

上演日時:8月10日(金)8月18日(土)

     11:00〜14:00〜18:00〜 ※一日3回上演。各回約1時間

場所:九州国立博物館4階 文化交流展示室

料金:文化交流展示室の観覧券のみ必要。高校生以下無料。

申込不要!

俳優の情報など、詳しくはこちらをご覧下さい→

予告編はこちらから→

投稿者 | 989edu |
第2回きゅーはく女子考古部〜恒例!太宰府史跡ツアー!〜

先月から活動が始まった女子考古部4期。

第2回目は、博物館周辺の史跡を巡る毎年恒例の…

女子考古部 太宰府

大宰府ツアーです!

女子考古部 太宰府ツアー

気合の入った顧問作のしおりを手に出発!

 

まずは、博物館4階入口の「大宰府のおもかげ」コーナーで、古都大宰府について説明。

女子考古部 太宰府ツアー

古代、大宰府政庁の周りには、水城(みずき)、大野城(おおのじょう)、基肄城(きいじょう)

という山城や防塁がありました。

今回の女子考古部のツアーは、博物館から水城までのコース

散策をするときは、

「今自分たちが、どのあたりを歩いているのかを意識することが大切!考古学の基本です!」by顧問

だそうです(^_^)

 

女子考古部 太宰府ツアー

ゆっくり川沿いから住宅街を巡り、

女子考古部 太宰府ツアー

地元の人にも親しまれているお地蔵さまにも挨拶をして…、

女子考古部 太宰府ツアー

観世音寺に到着です。

地面にたくさんある、平らな石は、「礎石(そせき)」と呼ばれる建造物の柱の基礎となる部分。

礎石から、どのくらいの規模の建物があったかがわかるんですね。

ここには、たくさんのお坊さんが寝泊りした建物(僧房)があったと考えられています。

女子考古部 太宰府ツアー

観世音寺には、かつて五重塔があったといわれ、その心柱の大きい礎石も残っています!

 

つづいて、学校院跡へ。

女子考古部 太宰府ツアー

今はのんびりとしたのどかな風景…。ここは役人や僧侶を養成する施設の跡だと考えられています。

大宰府展示館で、小休憩をとりつつ展示を見せていただいた後…

女子考古部 太宰府ツアー

いよいよ、大宰府政庁跡へ。

女子考古部 太宰府ツアー

この広さに圧倒されますね!(゜o゜)

奥に見える山は大野城跡がある四王寺山です。

政庁の正殿の礎石は、さすがに立派!

女子考古部 太宰府ツアー

 

お次は、発掘調査中の蔵司(くらつかさ)に向かいます

女子考古部 太宰府ツアー

九州歴史資料館が、発掘調査を行っているので通常は立ち入り禁止です×××

なぜ、特別に見学できたかというと…、顧問が以前その調査担当だったから!なのです!

女子考古部 太宰府ツアー

古代大宰府の財源を司った役所の跡と考えられているそう。

女子考古部 太宰府ツアー

顧問が以前発掘調査中に古代の甲冑の欠片見つけた場所です。ドヤ!(^o^)丿

 

ゴールの水城まではあと少し!

女子考古部 太宰府ツアー

筑前国分寺跡は、奈良時代に聖武天皇の命により建てられたお寺跡です。

女子考古部 太宰府ツアー

近くには、国分尼寺跡もあります。

 

5キロちょっと歩いて、ついに水城跡東門につきました!

女子考古部 太宰府ツアー

大宰府の入り口、そして日本初の防衛施設ともいわれる場所です。

巨大な門の礎石は、江戸時代には鬼の硯石とも言われたとか。

女子考古部 太宰府ツアー

歴史ある太宰府を、楽しんでいただけたでしょうか(^.^)

 

今回のコースは、きゅーはく女子考古部顧問のおすすめコースとして

「西都太宰府」のHPに詳しく紹介しています!

他にもいろいろな史跡があるので、ぜひ散策してみてくださいね。

 

そして、待望の「きゅーはく女子考古部HP」ができました!!

今までの活動記録をまとめた冊子も読めますよ♪

次回の活動報告もお楽しみに★

投稿者 | 989edu |
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